俳優おたくの掃き溜め

舞台や若手俳優のおたくが好き勝手書くところ

▪手紙の話▪

 

 あーおたくのお手紙って普段どんなこと書いてるのかなーって前回のエントリーで少し書いてましたが、そしたらこんな企画が。

 

 

私得です!!!!!!

ありがとうございます!!!!!

 

 

なので他の方のお手紙事情も知りたいけど、まずは自分の手紙事情を書いてみます。

 

 

①宛名

前はフルネーム+様でしたが、今の推しになって最初にうっかり愛称で書いてしまってから今は愛称固定です。全然凝ってません。本文と同じペンで書きます。あ、でも後ろにいつも「*゚」って付けてます。忘れてなければ。

 

 

②書き出し

昼公演なら「こんにちは」夜公演なら「こんばんは」で入り、続けて作品名+何日目お疲れ様でした!が固定です。

いつ読むかわからない(読まれるかもわからないというツッコミはとりあえず置いといて)お手紙ではありますが、冒頭でこの手紙がいつ書かれたものか伝えたくて最初の挨拶から相手の時間事情は無視することにしてます、笑。あと後述しますがリアタイで読んでもらえる環境で育ったので、それ以外の書き方は知らないです。

ちなみに使用するペンは前回かばんの中身の話でも触れましたが、最近はもっぱらフリクション。あいつまじ便利。

色はまず便箋の色味に合わせます。便箋については後述。あーでも読み手に優しいペン色にし(ようと努め)ています。青色だと捗ります(私が好きなだけ)。

 

 

③内容

まず直近の現場の感想書きます。元褒め殺しババアやってましたが、最近はわりと素直に思ったことを書いてるかもしれないです。でも基本よかったことが中心です。嫌だなーって思ったら手紙すら書かない選択をします。

毎公演通ってるとたまにネタに苦しくなることもありますが、袖や一部暗転してる時の行動すら観て書くのでたぶん気持ち悪がられてると思います。挫けない。強く生きる。

改善してほしいなーとか、もうちょっと頑張ってほしいなーって事は「期待してる」と言い換えて書きます。だいたいがおざなりになっている事を直してほしいので「そこも見てますよ!!!」と暗に示唆してます。でも今の推しはほとんどそんなこと書かないで済むから、お手紙書くスピードが格段に向上しました、笑。いや前の推しも後期はほとんどそんなこと言う必要もないくらいよかったです。

 

 

④締め

次に行く現場について少し触れます。大抵が明日(笑)なので、明日も楽しみにしています!的な。すごい最初の頃は座席まで書いてたかもしれない死にたい。今は書いてません。私は所詮観客席にたくさん転がってるじゃがいものひとつなので。

 最後はお手紙を提出する日付と名前(HNと本名)を書いて〆ます。住所とかは書きません。読んだら捨ててくれ。

 

 

⑤手紙を渡す頻度

現場の日はだいたい必ず書きます。マチソワがある日は基本的に1通ですが、テンション上がるとマチソワ間で書きます。そうすると文章もめちゃくちゃ字もめちゃくちゃなので、書き終わってから冷静になって破り捨てることもあります、笑。

事務所出しは次の現場まで2ヶ月以上とか間が開く時は書こう……とする意思はあります(笑)でもほとんど書かないですごめんなさい。昔は書いてたこともありますが今はベースのモチベが低い(のと来る歳には勝てず)ので何事も行動にうつすまでの壁が高いです。

あと余談ですがリアタイで読んでもらえてる環境で育っているためか、事務所預かり→本人渡しにタイムラグがあるのはすごく嫌です。いや芸能事務所としては管理徹底してて、推しの安全を守ってくれてほんとありがとうございますって感じなんですけどね。私その手紙を書いた次の日に全く正反対のこととか考えてるかもしれないくらい気まぐれマンなので、 あんまりタイムラグが開くとその文章に責任取れない(何のだよ)。

なので事務所預かり系になると一気に手紙書く頻度は下がります。逆にマチネ前にプレボに手紙突っ込んだあと、その日のマチソワ間に楽屋の写真が上がり、私の手紙が開封された状態でテーブルの上に乱雑に広げ(捨て置かれ)られているのを見ると俄然テンション上がります(経験談)(どえむかな?)。

 

⑥手紙の量

便箋の枚数ということで。

基本は2枚にぴちぴちに収まるように書いています。やっぱり読むのに丁度いいのが2枚っていうイメージです。

基本的に携帯で下書きしてから清書するのですが現場の数だけ手紙を書いたとして今まで400通くらい書いてるので、もう文字数とか計算しなくても携帯のスクロールの雰囲気でだいたい便箋何枚分書いてるかわかる無駄能力を身につけることが出来ました。でもやはり下書きの方がちょろっとだけ長いこともあるので、その時は清書しながら言葉じりを変えたり削ったりして調整します。

たまに3枚(便箋の書ける量による)、最高で1通で4枚書きましたが腕が死んだので二度とやりたくないです。5枚以上書く人は私からするとちょっと考え直した方がいいと思います。私なら読んでて目が挫ける。

 

 

⑦手紙の種類

レターセットの種類ということで。

いい大人なので少し上質なやつです(ざっくり)。封筒と便箋が柄がセットなのに別売りのやつ、合わせて800円くらいのやつです。まっすぐ書けない人なので線が入ってないとつらいです。基本白地で周りに模様があるやつが好きです(ペンの色をあまり選ばないから)。

昔は季節物のレターセットを使うのが好きでした。でもそうすると余ってしまったレターセットが来年まで使えなくてコスパが悪い。

あとレターセットを常時または同一公演で揃えるという方も多いそうですが、私は逆に一度使ったレターセットは基本使いたくないです。使うとしても別作品で使います。ただし作品のコンセプトに合ったレターセットであれば連続で使うこともあります。あと作品コンセプトを無視して「ごはんものシリーズ」を1作品の間に展開したことはあります。飯テロ飯テロ。

 

 

 

番外編:今まで渡した変な手紙

マチネで推しが軽い怪我をしたので、ソワレ前にキズパワーパッド1箱にお手紙貼り付けてプレボにぶちこんだことならあります。

あと若気の至りでもうひとつ。ある時、降りる(怒)って思って降りる宣言手紙を書いてたら、その後すったもんだあってやっぱり好き!ってなりまして。でも降りる宣言手紙も捨てるの勿体ないし、実際怒ってたことも知ってほしいと思いまして。謝罪文のお手紙も書いて2通をクリップでくっつけてプレボにぶちこんだこともありました(遠い目)若かったんですよ、もういつか降りる時が来たら静かに消えます。

 

 

ここからは私からの追加です。

 

 

⑧手紙を書く時間

たぶん数日前から用意する人も多いかと思いますが、私はもっぱら当日スタイルです。下書きを前日に書けたら今日私優秀だなって思います、笑。もちろん当日が厳しそうなら前日頑張りますが、夜中とかギリギリまで書く気になれません。だって明日の私と今日の私は全く違う思考かもしれないし、モチベも違うかもしれないので。

でも昔は一応前日までに下書きを書き終えて、1晩以上寝かせてから見直して修正→清書というスタイルでした。これおすすめです。結構その場のテンションで書いたものを時間を置いて見直すと死にたくなることもあります。一度自分の手元を離れた手紙は戻ってこないし誰かに添削してもらうわけにもいかないので、添削は翌日以降の自分にお願いします。

数日前から封筒とかデコって準備する方、尊敬します。

 

 

⑨その他こだわり

前は封筒を丁寧にのりづけしてました。でも先述のマチネ前の手紙が開封されてた事案の写真をよく見たら、開封にすごく苦戦したんだろうなぁっていう感じが伺えたので(笑)、最近はシールかマステで1箇所どめか、直接渡せるイベントならクリップどめ、プレゼントの袋に入れる時は最近封すらしてません(笑)

 

 

 

 

以上になります!

 

ちなみに基本的にお手紙とか読んでもらえるかもわからないけど、リアタイで読んでもらえる現場環境で育ってきたのでリアタイで読んでもらう前提で文章書きます。きっとまとめ読みスタイルの人だったらわりとシュールだし公演数分のお手紙まとめてドーン!とかなんか申し訳ないです、笑。でもいいんです読む読まないも何もかも書いてる私の自己満足。

 

とにかく手紙書くのがライフワークです。というか手紙ってアンケート以外で唯一推しに自分の気持ちを文字数に囚われず申し上げられるツールだと思うんです。

 

そしてやっぱり舞台は観客がいないと完成しません。観客の笑い声やすすり泣く声や拍手がリアルタイムに演者に伝わるのが舞台。それを更に補足し、相手にピンポイントで反応を返していけるのがお手紙だと思っています。

 

 

私は完全なる茶の間は応援してると、少なくとも私自身は言わないようにしています。なので推しはちゃんと舞台に行ってグッズ買って「応援してます!」と自信を持って言いますが、ちょっと気になる程度だけど現場に行ってない人は「応援してる」と言わないようにしています。

 

(少なくとも私自身が言わないようにしてるだけで、他の方がどういうスタイルを応援と言おうが問題ないです)(問題ないというか自分以外の事はどうでもい(ry

 

 

でもただお金を落とすだけじゃなくて、お手紙というツールを通して自分で観て聞いた感想を相手に返す。これが私的には1番「応援してる!」って実感します。

 

 

みなさんはどんなお手紙で応援してますか?是非私もみなさまのお手紙、ちょっとだけ覗かせていただきたいです♪

 

 

乗り遅れましたが応援スタンスをまとめてみた話



はてブロの使い方よくわかんなくて引用できませんのでURLで失礼します。

応援スタンスのアレが流行ってるらしいので便乗してみました。

ただの自分語りなので、興味無い方はスルーしていただければ……




▼まずは基本情報

・20代社会人
・年収500万くらい
・元ジャニヲタの端くれ、現俳優おたく

仕事について……
以前、たった3日間の推し(当時)の舞台(しかもどうしても行きたかった作品)を全通するために休み希望出したら、希望が全く通らず激怒。
その後1年かけて、好き勝手に休みを取れる立場を勝ち取りました()なのでいまはストレスフリーで仕事も全力で頑張れます。

周囲の友人知人は、なんとなーく「舞台俳優おたく」という事は認知しているようです。特におたくであることを隠しもせず、ひけらかしもしません。でもおたバレ?するようになってから、仕事→現場の日の残業回避率は格段に上昇しました(笑)*1


 

▼推しについて

名前は一応伏せます、ごめんなさい。


俳優おたくに転げ落ちたきっかけの俳優は4年程推していましたが、降りました。でも今の私を構成しているのは間違いなく彼であり、このブログを書ける程にメンタル等等鍛えられた(?)のは彼のおかげです。感謝してます。

今の推し…
当時元推しに対して心が折れて、舞台なんて楽しくない、もう真人間に戻ろ…と思っていた頃に出会いました。舞台を観ることや誰かを応援することの楽しさを思い出させてくれた、仕事がいつも完璧な素敵な役者さんです。



他にも推しに限らず、ふらっといろんな現場に行くこともあります。趣味は楽しむに限る。それに推しだけに傾倒して現場通うと、そこしか見えなくなってしまいますからね。


他の人を知らないで、推しに「あなたが1番」と言うのではなく。他を知った上で「それでも、あなたが1番」と言えるおたく人生でありたい。


個人的な好きな俳優さんの条件
・演技が上手
・優しい
SNS更新が比較的頻回
・ガードが固い(簡単にプライベート漏らさない)
・プロ意識がある

正直プライベートがクソでも、内心おたくとか仕事の事とかボロクソに思ってても。ちゃんと「俳優○○○○さん」を演じて、おたくを騙してくれればそれでいいです。うまくやれよ、推しくん。




▼舞台を観に行く基準

元推しを推してた頃は義務のように全通。
つまらない舞台でも全通。
だってそこに推しがいるし、向こうもきっと当たり前のように思ってただろうから。その期待を裏切れなかった。


言うて今の推しもほぼ通ってますけど!
でも前よりは私生活とのバランスを考慮するようになりました。出来るだけ行くスタンスは変わりませんが、末永く推していきたいと思っているので、私生活を我慢しない範囲で行くようにしています。あんまり好みじゃない内容の舞台は特に。
 

あとは友達の推しが出ている舞台も、推しの仕事がなければ行くようにしています。友達のノロケが大好物。






▼舞台以外のイベント等に行く基準

これも舞台同様、基本行きます。
でも発表が直前で都合がつかない場合は、仕事のシフトを動かしてまでは行かないです(たぶん)。

元推しの頃は無理矢理シフト変更*2したりもしました、同僚ごめん。

スケジュールの都合が付けば、日本各地飛びます。遠征大好きです。遠征先のホテルで朝の地方局ワイドショー観るのが、非日常的で好きです。

 

▼グッズを買う基準

まず推し関連は一通り買います。ガチャ系は推しのごはんにならないからやらない!とか言って、いつも結局火が着いて回してしまうクソ野郎です。

ブロマ買い占めは元推しでやってました。売り切れにさせることが推しにとって名誉になると思ってたし、ブロマの売上は推しのごはんになると思ってたので。
でも結局買い占めたところで、推しが感謝してくれる訳でも喜んでくれる訳でもないって悟ったので。むしろ引かれるってわかったので。今の推しではやって……ません……たまにしか……。自宅には今も元推しのブロマが不良債権*3として積んであります。虚しい。


あと友人の推しが出てる舞台で、友人が安くチケットを譲ってくれた時!そういう時は友人の推しのブロマを必ず購入しています。お金に余裕があれば値引きしてくれた分くらいの枚数を。私なりの誠意です。


 

▼雑誌を買う基準

これも推しが出ていれば必ず。複数買いはしません。でもなんで舞台関係の雑誌ってあんな高いんでしょうね!

 

▼映像を買う基準

推しが出て(ry

リリイベ参加券同封されてるパターンのやつは、リリイベが2部制(と予測される場合)であればDVDは2本購入します。

でも実際買ってもあんまり見ないです。やっぱり現場で観ている方が圧倒的に楽しい。映像で観てもあまり楽しく思えないので*4。元推し関連のDVDなんて本編を1度も再生しないで売ってしまったものも多々あります。記念品に近いですね。
 


▼プレゼント/手紙について

お手紙は現場があればなるべく毎回書くようにしています。現場で見たものの感想を伝えることが、一番の応援だと思っているので。舞台全通していれば1日1通、どうしても伝えたいことがあればマチソワでそれぞれ1通ずつ。
 
基本便箋2枚で収まるように書きます。長すぎると読むのだるいだろうし。便箋は舞台のコンセプトに合うものをなるべくチョイスしていますが、大抵途中で飽きます(笑)本名とおたく名(Twitter等での名前)の両方を書きます。

あとこだわり?は手紙の冒頭に舞台作品名と何日目の公演かを書くことと、手紙の終わりには必ず日付も書きます。最近は封筒にも書きます。読み手にこの手紙がいつ届くかわからないので。書いてから読み手に届くまで時差が発生しても、日付を書けばいつ書いた手紙か読み手に伝わるだろうという工夫のようなものです。


プレゼントはこちらが「いいな」と思った物を適宜。高価な物の時もあれば、ネタに走る時もあります。

ちなみに元推しですが、今まで1番喜ばれたのは

大 量 の カ ッ プ 麺 ! !
(食品OK手渡しOKのイベントでした)

個人的に思う傾向としては、食にまつわる物は喜ばれる気がする(あくまで相手によると思いますが)



▼普段の行動

Twitterは普通にフォローして普通にリプします。他の俳優へのリプやお友達もごちゃまぜアカウント。日常ツイートとか全然やります。

ただ「こっちが見ている分、向こうにも見られていると思え!」というのは4年前に思い知った教訓*5なので、内容は見られてもいいよう、常常気をつけいるつもりです。

 


▼同担について

このブログの最初のエントリーが、同担についてでした。あれを書いたのはエントリーした日付よりもう少し前で、その頃は同担がもはやトラウマ状態で(笑)まさにあんな感じのスタンスでした。

今も「仲良くできそうなら」というスタンスは変わらず。自ら仲良くしようよー!!と突撃したりはしませんが、突撃されたら仲良く出来る気はしてます。今の推しについては、元推しほど解釈違いでイラつくほどの「こだわり」がないので(ていうか元推しはちょっと解釈違いとかっていうあれじゃなくて……ごにょごにょ)。
同担同士仲良くしているのを見ると羨ましいなぁとも思います、ちょっとだけ。


でも結局上辺だけの仲良しが苦手なので、正直今の環境を心地よく感じています。目の前に推しがいて、気心の知れた友人とご飯を食べながら各々の推しについて語れたら、これ以上の幸せはないです。





▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ 


あとお花についても少し。

お花もOKな現場は出します。「10個のアレンジメントより1基のスタンド」を友人と座右の銘(?)にしているので、同じ1万円なら必ずスタンドで出します。

お花はいつもその舞台のコンセプトに合ったデザインで出すようにしています。なので注文するお花屋さんも、デザインの系統で使い分けています。お名前のプレートや小道具も基本は自作ですが、そこは財布とモチベとの相談です。

でもピンクしゃらぽわーんなお花をいつか出してみたいので推しくん、オカマ役とかやってくれませんか?w





▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ 


こ、こんな感じでよいですか?
見る人が見たら身バレするんだろうなぁってくらい書きました。別に身バレしても大して困らないと思うけど、地味にやっていきたいなぁ…。

私ほんとにしがないただの俳優おたくなんでっていうのを言いたかっただけです、笑。


楽しかったです!お付き合いいただいた方、ありがとうございました!

*1:化粧が濃いと察してくれます

*2:ズル休みはしませんでしたよ!合法合法

*3:あなたは千秋楽後、諭吉8人を物販カウンターに叩きつけたことはありますか?私はあります

*4:やっぱり生が1番

*5:リプしてない内容のことで私信くらったのには草不可避

▫関係者席に座る諸君に告ぐ▫


かなり前のエントリーが昨日えらいアクセス数になってびっくりしました。忙しくてリアタイで情報を追えてなかったのですが、今やっとその理由を突き止めることが出来ました。


確かに最近はうちわペンラOKの舞台も増えてきましたし、キンプリ?(ごめんなさい専門外でよくわかってない)の応援上映のような適宜歓声OKの映画なんていうのもあります。

少しずつ客席の自由度が増えてきている舞台界隈。でもそれはあくまで公式が「この作品に限り」「許可をしている」だけで、それらがじゃあ他の舞台作品で許される行為かというと、それは違うんじゃないかなーって思います。


何の舞台かは言いませんが、公式が「芝居パートでの歓声はお控えください」とアナウンスしているにも関わらず、普通に芝居パートでキャラが何かする度に客席がギャーギャー歓声をあげてる舞台(のような何か)を以前見た事があり…台詞が聞こえないことも多々……。虫唾が走るくらいには気持ち悪い現場でした。推しがいなくて良かった。




さて!話を本題に戻します!
今回は関係者席に座る人に是非心得ていただきたいことを少しだけ書いていきます。


確かに関係者席って好きで観に来てる人もいれば、仕事の関係上や人間関係上、仕方なく来てる人も多いかと思います。そして関係者席はやはりそこそこ見易い場所に用意されることが多いです。概ね真ん中辺りで、全体を見渡せるけど遠すぎない辺りですね。



まず関係者様へ言いたいのは、あなたが座ってるその座席。あなたが埋めている1つの座席。1枚のチケット。それを喉から手が出るほど欲しがっている人がたくさんいることを肝に銘じてください。

人気公演だとチケットは争奪戦です。たくさんのお金と時間をかけておたく共はその争奪戦を勝ち抜いて、やっと座席を確保するのです。負けてチケットが取れなかったおたくだってたくさんいます。
(正直私自身はチケットは努力で何とかなると思ってるタイプの人間なんでアレなんですが)

関係者席に招待というのはその争奪戦からシードで勝ち上がっている訳です。しかもそこそこいい席に座る理由です。そうすれば関係者席より見づらい席の人や、チケットを当てられなかった人達が関係者席を恨めしく思うのは仕方のないことだと思います。


なのでこれは完全に嫉妬や八つ当たりなんですが、関係者席に座ることで既におたくの反感を買っているかもしれない事を知っていてください。

でも、ただ関係者席に座るだけで叩かれる事は稀なのでご安心くださいね。




問題はここから。



関係者席ってすごい注目されるところなんですよね。


それは先述の妬みという理由もありますし、俳優おたくって関係者席に誰か俳優来てないかなぁって探すくらいには注目しています。注目しているということは、観劇マナーなどは厳しく見られているということです。


注目の的である関係者席で、もしマナー違反をしたら?それはもう格好の餌食となることは明白です。



しかも関係者席にいるということは、誰かしらが招待したからそこにいる訳です。「誰の招待で来たかなんてわかんないだろどうせ」と思ってる人がいたら、おたくなめんなと返したい。開演前や終演後に関係者同士で会話している内容に、ちょろーっと聞き耳を立てれば誰の関係者かなんて容易に特定できます。

そして顔を覚えてしまえば、終演後にキャストが「今日は○○さんが来てくれましたー♡」なんて無邪気に写真をあげてくれれば1発で特定できます。


顔も話している内容も特定出来なくても。マナー違反をした人が座っている座席番号を特定は出来ます。それらを公式に申し伝えたりTwitterで拡散すれば、誰の関係者がそういうことをしたのかは公式の耳に入ることでしょう。招待した本人にもきっと伝わるはず。



まぁいろんな方法で誰の関係者か特定した結果おたく達が思うのは「○○(キャスト)の関係者ってろくでもないね」「ということは○○も、実際ろくでもないのかもしれないよね」って考えに至ることが多いです。ろくでもないのは招待された人間なんですが、結局何故か招待した側の人間も矢面に立たされるのです。








関係者席に座る皆様へ。


あなたは注目されています。
俳優じゃなくても注目されています。
あなたの一挙一動見られています。

そしてあなたは誰かの招待で来ています。
その席に座りたいおたくはたくさんいます。
あなたを恨めしく思っているおたくもいます。
好ましくない行為をした場合
簡単に炎上させられてしまいます。

どうか肝に銘じておいてください。

そして誰の招待で来ているかなんて
おたくは簡単に特定します。
あなたの行為で招待してくれた人の顔に
泥を塗ることになるかもしれません。


どうか肝に銘じておいてください。







念の為言っておきますが。
観劇マナーは関係者にもおたくにも、初めて舞台を観る人にも全通してるおたくにも共通です。

「客席も一緒に舞台を作る」と、いろんな俳優や制作者さんが言っています。舞台は客席の協力がなければ完成しないのです。その「協力」というのが観劇マナーだったり、公式からアナウンスされる事を守るということ。


「知りませんでした」では済まされません。関係者だからといって許される事ももちろんありません。



もう1度言わせてください。
関係者だろうが何だろうが観劇マナーは把握しろ。




郷に入っては!!郷に従え!!!!!











今回の騒動とは少し話が逸れています、ご了承ください。


私は関係者席付近に座りたくない、マナーが悪いから後列座りたくないって常常思っています。

▫「行けないけど応援してます」が非難される理由▫


を、私なりに考えてみようと思います。


まず今回の概要ですが。

ある俳優の舞台出演が決まりました。俳優はブログやTwitter等で出演決定の報告をします。「是非観に来てください!」と言います。

それに対しておたくが「行けないけど応援してます!」とリプライしているのは、まあよく見かけます。そしてたまに演者や制作側の人間が「『行けない』ってリプしないで」と苦言を呈して物議を醸すことがあります。

 
「行けないけど応援してます」
「行けないけど成功を祈ってます」


何故このリプライが非難されるのかを考えていこうというのが概要です。あくまで私なりに。




まず大前提として。現場に行く行かない、現場に行く回数、頻度。これらは十人十色であり、それぞれの尺度や事情があります。
おたく活動に割く時間とお金を、私生活の中でどの程度比重を置くかは、人それぞれでいいと思います。


だから現場に行けないこと自体は、決して絶対悪ではありません。それぞれが無理なく楽しめる範囲で応援すればいいのです。
(ただし違法アップロード動画でしか観てない等はNG)




現場に行けないことは悪いことじゃない。
応援してます!というのももちろん悪いことじゃない。じゃあなんで「行けないけど応援してます」は非難されるのか。



それは【行けない】というのを、演者をはじめ制作側に【伝える】という行為が非難されるのです。




作り手はひとつひとつの作品を魂を込めて作っている(と信じさせてください、笑)
ひとつの作品を作るのには、お話を作って箱を決めてキャスティングをして稽古をして修正してグッズ作って本番があって……
たくさんの人の手で、たくさんの時間をかけて作られていきます。


それはやはり、たくさんの人に観てほしいから。たくさんの人に届けたいから(だと信じさせてください)

満を持して作品の情報が解禁され、発表となりました。それは役者だって制作だって、観てほしいから情報を伝えるのです。

観に来てほしいから伝えたことに対して「行けません!」って言うのって、よくよく考えたらすごくないですか?え、すごくない?



あなたが一生懸命何かを作り上げたとします。作品でも、プロジェクトでも何でもいいです。たくさんの時間をかけて、一生懸命作りました。

それってやっぱりいろんな人に見てほしいとか、たくさんの人に認められたいと思うほど、手を抜かないで作り上げられてくと思います。
そして周りの人は「頑張ってね!」「楽しみにしてます!」と応援してくれて、ますます高まるモチベーション。


じゃあそれが完成して、次は宣伝です。発表の日だったり、お披露目の日を告知します。

そしたら突然今まで応援してくれた人たちが「あ、その日は予定があって」「行けません」って言ってきたら、どうですか?多少なりとも驚いたり傷ついたりしませんか?



もちろん「行けないけど当日頑張ってね」と応援してくれる人もいるかもしれませんが、正直前半の【行けないけど】のインパクトの方が強く感じませんか?






行けない理由は人それぞれです。先述の通り、「現場に行くこと」が自分の生活においてどれだけの優先順位かなんて、人それぞれだからです。



だけどわざわざ「行けない」ということを相手に伝えることの必要性ってなんですか?普通に「応援してます!」と言うだけじゃだめですか?「行けないです」と相手に伝えて、じゃあなんて答えて欲しいですか?ちょっとほんとにわからないので教えてください。


「私が何も言わないで現場に行かなかったら推しが心配しちゃうょぅ…」なんていう花畑思考だとしたら、ちょっと目を覚ませよと言いたいです。経験談ですが9割超の確率で心配なんてしてもらえません、おたくなんてその程度です。




「行けません報告」ほど無意味な上に、推しに残念な思いをさせる言葉はないと思います。


行けないならリプするなとは言いません。ただしっかり言葉は選んで、言われる側も言う側も気持ち良い言葉で応援していけたらいいですね。



追記

ちょっと誤解を招きそうなので追記。
もう1度念を押しますが【行けない】ことは悪いことではないです。現場に行けなければ応援してない!などとは1度も述べていません。

ただ【応援してます】ということを伝えるのに、わざわざ【行けないけど】という修飾語が本当に必要か?ということを述べているだけです。


【応援してます】というのは別に【行けない】という修飾語を添えなくても……むしろ添えない方が、相手にはしっかり伝わるんじゃないかなーと思いますけど、どうですか?





【行けなくてごめんなさい】
この言葉を相手に伝えて、あなたは伝えた相手に何を求めますか?どう思ってほしいですか?許されたい?罪滅ぼし?


罪滅ぼしはどうか自分の心の中でどうぞ。
許されたい?それはあなたがそもそも行かないことを知らせなければ、相手は知らずに済むことでは?


文字で伝えるのは、面と向かって話して伝えるよりずっと難しいです。表情も言葉の抑揚も伝えられないからです。

決してそのつもりはなくても、自分の意図しているものとは違う意味で相手に捉えられてしまわないだろうか?ということはこの案件に限らずSNSをやる上で気をつけていきたいところですね。私も気をつけます。



余談

私は茶の間(在宅)を否定はしませんが、推奨もしません。現場には出来ればたくさん来た方が楽しいと思うし、茶の間にはそれなりの覚悟をしていてほしいと思うことがあります。覚悟って何よって話は、いつかまた機会があれば書きます。


いつも閲覧・スター・ブクマ・読者登録ありがとうございます。これからも好き勝手自分の考えを述べていくので、嗜好に合わなかったらごめんなさい。

▫カノバレで私達が怒ってること▫


若手俳優追っててあるあるなのが

「推しのカノバレ」

推し俳優がTwitterやブログ、目撃情報などで彼女がいることが発覚する事です。



そしてカノバレが発覚すると必ずと言っていいほど発生するおたく同士の抗争(?)が

「彼女いたっていいだろ夢女子きもい」派
                         VS
「カノバレとかほんと無理」派


私は「カノバレとかほんと無理派」です。ショックというより呆れてしまいます。でも無理だと思うのは、前者の言う「彼女いたっていいだろ夢女子きもい派」の考えている理由とは違います。

「彼女いたっていいだろ!」のところは同意してるんだ。彼女がいるいないは大した問題じゃないんだ。推しを恋愛対象には見てない。ただその彼女がいるというのを「中途半端に隠していた」という事が許せないだけなんだ。



例えば。


推し俳優がある日、1人で地方に旅行へ行きました!とブログに写真を載せました。写真には彼1人しか写っていませんでした。
しかし後日目撃情報なり彼女のブログなりで、どうやらそれは一人旅ではなく、彼女との旅行だったという事がバレてしまいました。さあ大変!!!


これ許せないのは「彼女と旅行に行った」という事じゃないんです。人目を気にせず2人旅なんて幸せそうで何よりじゃないか好きにしてくれ。



ただ 許せない!というポイントは


「『 1人で旅行に行った』と嘘をつかれた」


ということなんです、私的には。推し俳優が、ファンに嘘をついた。この事実が許せなくて怒るんです。誰だって嘘をつかれたら腹も立ちます。




「1人で旅行に行った」という嘘も、嘘だとバレなければいいんです。こっちだって顔が整っててそこそこ収入もある俳優には、それ相応の可愛い彼女がいるだろうということくらいわかってます。

だけどその嘘がブログの写真等で簡単にバレてしまうような嘘だから許せないんです。こんな脆い嘘でファンを欺けると思ってるんだなぁって、悲しくなってしまいます。




少し無理矢理な例えかも知れませんが。


○ッキー等の着ぐるみの中には誰かしら中に人が入ってることくらい、大人なら誰だって理解していますよね。それでも私達は大人になったってディズ○ーやサン○オに行けば喜んで抱きついて写真を撮ります。その「キャラクター」と写真を撮っているのです。

しかしこれが着ぐるみの中に千葉県某所在住の、とあるオッサンが入ってると大々的に世間にバレたとして。いままで通り抱きついて写真撮れますか?バレてしまった事実に怒りますよね?中の人や運営はなにやってんだよ!って思いますよね?

もう一度言いますが、キャラクターの着ぐるみの中に誰かしら人が入ってるという「嘘」は誰だってわかりきったことです。だけど私達は中の人が誰かを知らないから、誰もがそのキャラクターの中の人のことを考えずに抱きついて写真を撮れるわけです。



話を俳優関係に戻して考えてみます。

俳優が私達に見せてくれる姿は、着ぐるみのキャラクターと同じようなもの。おたくのほとんどは「俳優としての○○くん」を愛して、応援しています。私達おたくにはその俳優という着ぐるみを纏った○○くんの姿が全てです。

きっと実は彼女くらいいるだろう、プライベートの姿は私達が見てる姿とは多かれ少なかれ違うのだろうという「嘘」はおたくにとってはわかりきったことです。それでも私達に見せてくれる「俳優としての○○くん」という着ぐるみを愛しているんです。


でも「カノバレ」はその「俳優としての○○くん」という着ぐるみの中身を世間に露呈させてしまうのです。


着ぐるみの中身を知ってしまった時、それでも愛せる人もいるかもしれません。でも着ぐるみの中身を知ってしまったら、もう「俳優としての◯◯くん」 としては見ることが出来ない、そうやって見ようと努力しても、結局着ぐるみの中身がチラついていままでのようには愛せなくなってしまう人もいるのです。


あと公にバレて炎上したときに、自分は一緒懸命いままで通りに「俳優としての◯◯くん」を応援しようと思っても。自分が応援している俳優が炎上してるのを見るのは本当に苦しいです。大して俳優のことを知りもしない人達から心ない言葉を向けられる推し俳優。そして時にその心ない言葉は、ファンにだって向けられることもあるんです。



つまり何が言いたいかと言うと…。

彼女がいることが問題じゃないんです。いたっていいと思います。でもそれはやはり「若手俳優」 として仕事をしているのであれば、完璧に隠していてほしいです。簡単にバレてしまうような言動はしてほしくないです。




余談ですが
「アイドルじゃないし俳優なんだから、恋愛なんて自由だろ」 って件について。


今世の中で100%俳優として人気を得ている若手俳優って一体何人いますか?教えてほしいくらいです。確かに演技力だけで仕事を得ている人なら自由かもしれませんね。

でも大多数の若手俳優がイベント等を行い、アイドルと同じように売り出していますよね?それで収入を得ていますよね?100%俳優として人気を得られる程の実力派俳優じゃないなら「アイドルじゃないんだから~」というのは愚問じゃないでしょうか。



おたくは俳優が思う以上に、俳優の変化に敏感です。本当によく見ています。

ひとつの綻びは簡単に自分の身を滅ぼします。

どうかこの記事を読んだ若手俳優様、関係者様、そして若手俳優の彼女様にはどうかその事を肝に銘じていただきたいものです。

▫「我慢してるのに…」はそろそろ降り時▫


ご無沙汰しております。閲覧・スター・ブクマ本当にありがとうございます。


突然ですが推しに対して「私だっていろいろ我慢してるのに!」って思ったことはありませんか?

我慢してる内容は何でもいいです。贅沢を我慢して節約して舞台に通う、貢ぐ。プライベートな時間を削って、職場に土下座で休暇をもぎ取り現場に行く。そこそこガチで推しを追ってる方なら、推しの為に何かを我慢したり犠牲にすることは、よくあることかと思います。


それだけなら個人の自由ですし、それだけ推しが好きだからやれる事ですし、大いに結構なことです。ですがその「我慢してきたこと」の対価を、推しに過剰に求めていませんか?それを苦痛に感じていませんか?

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私はこんなに頑張ってるのに。
いろんなこと我慢してるのに。

「どうしてファンサしてくれないんだ」
「どうして他のファンの方が良対応なんだ」
「どうして演技が下手くそなんだ」
「どうして私の貢ぎを使わないんだ」

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我慢の対価として何を求めるかも、人によって様々かと思います。



では、自分が最初に推しの為に何かを我慢した時の頃を思い出してみてください。

たぶん最初の頃って、その我慢による苦痛は今より少ないか、むしろ我慢すら愛おしいくらいの気持ちではありませんでしたか?推しに対して我慢の対価を求めていましたか?それを苦痛に感じていましたか?



はっきり言って「推しの為に何かを我慢する」なんておたくの勝手で、推しには知ったこっちゃないよ!って話です。誰も何かを我慢してまで応援してくれなんて言ってねーよっていう話です。


そう考えるとこっちが勝手に我慢してることの対価を、推しに求めるのは筋違いなのかなぁって思います。それで思ったようにいかなくて苦しんでも、それは推しのせいではなく自分のせいです。





いやでもねー、わかってはいるんですけどねー。歴が長くなるとそういう感情って生まれてきちゃうんですよねー。




私はずっとそのタイプで、推しの為にいろんなことを我慢してきました。最初はそれでも全く苦痛ではなかったです。現場通うのも高いお貢ぎするのも対価はほとんど求めてなくて、自己満足でやってきました。


だけどいつからかだんだんと、対価を求めていくようになりました。それでもその気持ちすら我慢して我慢して追い続けていました。思った通りにいかなくても、文句ひとつ言わず(多少言ったかもしれないけど)我慢してました。


しかし突然、その我慢の糸がぷっつり切れてしまったんです。そのぷっつり切れてしまったきっかけは正直全然大したことじゃなかったんです。でも今まで我慢して我慢して積もり積もった「私はこんなに我慢してるのにどうして〇〇出来ないんだ!」っていう不満や苦痛が一気にキャリーオーバーしてきたんですね。


残ったのは「今まで我慢してきたことの意味は何だったんだ…」という虚無。今まで自分が犠牲にしてきた事への後悔でした。




おたくと俳優の関係というのは、とても儚くて脆いものです。現実を突きつけるなら、そのほとんどがいつか何らかの形で脆くも崩れ去ってしまうものです。




何かを我慢したり犠牲にしてでも応援する価値のある推しだと思えるなら、それでも自分幸せ!楽しい!って思えるなら、それは是非続けた方がいいと思います。


だけど何かを我慢したり犠牲にしてきたことの対価を求め、それが苦痛に感じた時。それはもしかしたら決別のタイミングなのかもしれません。


もし今あなたが、推しに対して我慢してることや苦痛に思うことがあって。それでも何かを犠牲にしながら頑張って推しを応援してるとしたら。一度よく考えてみてほしいです。本当にそれでいいですか?自分が犠牲にしていることに対して、推しの活躍や言動は見合っていますか?


推しのために我慢したって、楽しくないのに応援したって、結局誰も褒めてくれません。




ちなみに私は結局我慢の糸が切れて降りてしまいました。もっと落ち込んだり生きる意味失うんだろうなぁって思ったら、案外けろっとして生きてます。

今は新しい推しから、たくさんの「楽しい」を提供していただいています。あーもっと早く決断していたら!なんて思いながら。



みんなが推しによって苦しむのではなく、推しによって毎日が楽しくなるようなおたくLIFEが送れたらいいですね。

▫SMAPに思う、光と闇の話▫


SMAPの解散。

明け方たまたま明け方目を覚まして携帯の速報を見た時は、これは夢か?と思いました。今までも解散するかもというゴシップ記事?はたくさんありましたが、今回はどうやら本気のやつの様子。


ジュリーと飯島の派閥争いを、元ジュリー派Gファンとしてはどちらかといえばジュリー派として見ていました。もう何年も前から派閥争いは私達ジャニーズおたく(ジャニヲタとは恐れ多くて名乗れないほど自分カスヲタなんで…)からも目に見えるようなものでしたね。


しかしテレビの中やステージの上で笑顔を見せる彼等には、そのような闇を微塵も感じさせない光がありました。この報道が出てから振り返ってみて「そういえばあの時の発言は…」と思い当たることはあったとしても、報道が無ければあの闇に一体何人の人が気づいたのでしょうか。



今回「SMAP」という国民的トップアイドルだからこそ闇は世間に大々的に報道され、世間を揺るがす大騒動のようになっています。ジャニーズ事務所はブラック!と世間から批判が集まったりしています。



でもきっとたぶん「芸能事務所」ってジャニーズ事務所同様、ブラックな所がほとんどなんじゃないかなぁって個人的には思っています。そしてそのブラックな事務所に所属する人達はその闇を隠して、押し殺して、私達に光を届けてくれているのではないでしょうか。




以前、某俳優が事務所を辞めて芸能界から引退するかもしれない…という話を聞かされました。それは噂のような不確実なものではなく、確かな人脈から聞いた話でした。

その理由の詳細は書けませんが、ざっくり言うと社長の横暴なやり方や主張が理由です。その話を聞いた時、私はどうすればいいのかわかりませんでした。彼を引き留めるべきなのか、それとも引退した方が彼の幸せならば見送ってあげるべきなのか…本当に苦しかったです。




でもその渦中の俳優は決して引退の瀬戸際に立っているとは誰も気づかないくらい、板の上で輝いていました。ファンの人たちも彼が今苦しんでいるとはもちろん気付かず、彼の一挙一動に笑っていました。私にはその光景をまるで夢を見ているような、奇妙な光景に見ていました。


言わなければ…むしろ私が言ったって、彼が今、突然ある日目の前から消えてしまうかもしれないなんて誰も信じてはくれないのでしょう。それくらい板の上にいる彼はほぼいつも通り、笑っていました。輝いていました。本当に、いつも通り。




それでその後結局引退は回避されました。しかし俳優続けていくという選択をした彼は、たくさんの大切なものを犠牲にしました。たくさん傷付き、苦しみ、迷ったあの日々。だけどそんな苦しい決断があったことはファンの誰も知らないまま、闇に葬られていきました。そりゃあ当たり前ですよね。彼自身が隠したのだから。








俳優やアイドルは今日も当たり前に笑って光を放って、私たちに夢や楽しさを与えてくれています。私たちはほとんどの場合、常に彼等の演技や歌やダンスなどの「光」を見ています。光しか見ていません。光がすべてです。



でもその「光」の裏に、どれだけの隠され葬り去られた「闇」があるのでしょうか。彼等が笑顔の裏で噛み殺した涙が、いったいどれだけあるのでしょうか。

SMAPのメンバーも日本の「光」でした。大きな大きな光。そんな大きな光から闇が見えたから、日本中が揺れました。大騒ぎになりました。


でもきっと割とスマに限らず、他のたくさんのアイドルや俳優のすぐ裏手には。光に隠された、私達には存在すら知りえもしない闇があるのかもしれませんね。




結局何が言いたいのかというと。

いつも当たり前のように現場に行けばそこにいるあなたの推し。でもそれは決して「当たり前」じゃないということです。

ある日突然その俳優が辞める!と決断したり、何かしらの事件が起きてしまったら。もう当たり前のようにいたはずの推しは、いなくなっちゃうんですよね。


だから推しが今日も頑張って仕事してくれることを、どうか幸せなことなんだって思っていてほしいです。

そして推しを見て「楽しかった」「幸せだった」「ありがとう」を、是非手紙やアンケートなどで言葉にして返してあげてください。グッズ買ってください。推しが闇を押し殺してでも「この仕事を続ける選択をして良かった」と少しでも思ってもらえるように。





推しが今日も元気でいてくれることに、感謝。