嵐さんが色々諸々解禁しましたね。
あ、今日は俳優さんのお話しないです。
私は俳優を推す前は嵐さんを推しておりました。まだペーペーのクソガキだったのでそんな今みたいに現場がっつり通っていた訳ではないですが、1回のツアーは何ヶ所かまわっていました*1。
しかしだんだん嵐さんの人気がじわじわ出始め、チケ取りが少しずつ難しくなってきました。降りる前の年くらいは何故か大入り当たり年で、番協最前コンサート良席ぼこすか当てて、最終的には嵐プレミアムナイト*2も当てまして。しかしそこで運が尽きたのか、そのあとは鉄板札幌ドームを落としたり、他の箱も当たってもみんな天井席。今を考えれば1つ当たればグッジョブなんだと思うのですが、当時は本当にショックすぎて。あと当時クソクソ忙しかった嵐さんなので、コンサートでダンスが減ったのも不満で。忙しくてちょっと油断しただけで初回限定盤がどこも即予約満了になったり。相当の労力を推し事に注がないとこれまでみたいなおたくが出来なくなっていました。もちろん当時の私の努力不足なんですけど。
その時くらいにたまたま観に行った舞台で若手俳優道に転がり落ちて今に至ります。やっぱり距離感の近さ、チケットもそんなに苦労せず手に入る(当時は)ことが魅力で。そのまま嵐さんのことはフェードアウトし、FCの名義も全部流してしまいました。
そこからは遠い遠い存在になっていった嵐さん。アラフェスとかで懐かしい曲をやるみたいなの本当はすごく行きたかったけど、行きたいから行く！みたいな現場では当然既になくなっており。名義をうっかり流してしまった私にはもう縁遠いものになっていました。テレビも追うのをやめて、CDも買わなくなり、私の中で過去のものになっていきました。
必死に追っていないと手に届かない存在になった嵐さん。そんな嵐さんが今回、SNSやYouTube等いろんなメディア展開を繰り出すことになりました。
遠い遠い存在になった嵐さんは、ずっと言っていたファンとの距離を縮めたいという言葉を本当に体現しました。もちろんコンサートが取れないのは取れないのでガッツで追ってるおたくの皆様には申し訳ない言動かもしれません。でも私みたいな新規でも古株*3でもない、茶の間未満に成り下がったおたくの元にも、嵐さんは手を伸ばしてくれました。
iTunesのストリーミングで嵐さんの好きだった曲達を片っ端からリスインして、それを流しながら朝の化粧をする。もうCDもMD*4も実家に置き去りしているので、これらの曲を今から普通に集めるのはそれなりの労力を要します。それが時間も金も大してないおたくにも簡単に手が届く。聴きながら当時を思い出す。私の青春は嵐さんと共にあったから。
誰の手にも届くというのは一長一短あるのかもしれない。自分がガッツで推してたとしたら、あの時の苦労は…！みたいな苛立ちももしかしたらあるのかもしれない。なのでこれは本当に茶の間以下の戯言として聞き流して貰えるとありがたいです。
｢絶対トップになろうね｣と言った嵐さんは、本当にトップに駆け上がっていきました。そして自らその活動にひとつの【句読点】を押すことを決めた。その残された時間の中で、嵐さん達はトップに立ちながらも、私のような元おたくや、テレビでしか見たことがないような人達の元にも、やってきてくれた。まさに国民一人一人のアイドルになった。
君と僕の見ている風景。
それは私が1番おたくしてて楽しかった、先述の良席ばこばこ時代のコンサートツアーのタイトル。
離れてしまっていた時間はもう10年。
だけどその10年の時を経て今。形を変えて彼らは私のすぐ傍に寄り添って、あの日見ていた風景と共にいる。
あー早くcwとかアルバムも解禁されねーかなー。
