▫同担拒否について▫
このブログでは名前を出してないのをいいことに、好き勝手「若手俳優」「俳優厨」について書いてくことにします。
一介のただのオタクの戯言ではありますが、少しでも読んだ人の心に引っかかることが出来たら嬉しいです。
記念すべき最初の記事は「同担拒否」について。
「同担拒否って理解出来ない!」
おうおう、理解してくれなくて結構!拒否って書いてるだろよく漢字を読めそれだけは理解しろ!と言いたいのです、私は。
まず「同担拒否するおたく=独占欲爆発の痛いおたく」と思われる事について。納得いかん。同担拒否にだってそれぞれ理由があるんです。決して独占欲の塊とか夢見るリア恋勢だけじゃないことをご理解いただきたいのです。もちろんリア恋勢というのも理由のひとつではありますが。
例えば推しが髪を切りましたと。私はそれを見て「え、全っ然似合わない」と感じました。きっと同担のお友達もそう思ってるだろうとTwitterを開いたら、TLは同担達の大絶賛の嵐。そんな中に「き、切る前の方が良かったな…私的には…」って言いにくくないですか?
「同じ対象」を好きなもの同士でも、決して「同じ観点」じゃないと思うんです。その人の顔が好きな人もいれば、演技が好きな人もいるのです。解釈の仕方も違います。知識の差もあるでしょう。熱量の違いもあります。
同じ対象を見てきているからこそ、それぞれがその対象に対して持つ「こだわり」があります。その譲れないこだわりが同担Aと同担Bで全く違うとしたら、その2人は仲良くなる必要があるんでしょうか?と言いたいのです。自分のこだわりは否定されたくないし、自分も相手のこだわりを否定するのは気が引けて、結局疲れてしまうんです。
たまに「同担拒否しません!(独占欲が強い人、同担拒否以外)」っていう人を見かけますが、それって結局同担拒否じゃね?って思います。自分とスタンスの違う同担は無理なんでしょ?こっちも自分とスタンスの違う同担が無理だから拒否してるんですよろしくお願いします。
その点、他担同士のお付き合いは気楽に思います。他担同士で繋がる時はほとんど「応援のスタンスが似てる」場合が多いんです。お金や時間の使い方、出待ちをするかしないか等。それに自担に対するこだわりも、他担に否定されても痛くも痒くもない。だって相手は自担のことを自分よりわかっていないのですから無理に合わせる必要もないんです。
この手のタイプの同担拒否の厄介な所は、同担の存在自体は全然OKなんですよ。増えろ増えろ推しを人気にするために!って思ってます。
なのでリア恋的同担拒否は「同担の存在拒否」なのに対して、このタイプは「同担と関わることを拒否」してるんですよ。だから同担を堂々と叩いたり拒否したりできないんです、同担増やしたいから。「怖いおたくがいるからあの俳優のファンやめる」なんてことになったら大変です。
なので現場で同担に声をかけられると本当に困ってしまいます。個人的には新規さんもあまり関わりたくないので余計に。ああ、透明人間になりたい…お願いだから私のことはほっといてください…。
加筆Φ三Φ(ˇωˇ 」∠)_
じゃあ全ての同担を拒否するかというと決してそういう訳ではありません。こんなこだわりの強いくそ頑固な私にも同担のお友達は何人かいます。仲良くしていただき本当にありがたいです。
何故仲良く出来るかというと、先述のとおり応援スタンスがかなり似ているという要因が全てだと思います。自分を偽ることなくお話しが出来るので、同担に感じるような苦痛もありません。逆に言えば他担で応援スタンスが違えば、もちろん相容れることは、まずないでしょう。まあ仲良くなる機会もきっとなかろうかとは思いますが。
つまりおたく同士が仲良くなることについて「同担か否か」というところより「同じ応援スタンスか否か」の方が重要な気がしてなりません。だけどそんな事をいちいちプロフィール欄に書くのも面倒だし、いざ仲良くなってから応援スタンスが違ってモヤモヤするのも嫌だから、全部まとめて「同担拒否」と名乗っているだけなんです。(私自身は名乗ってないですけど)
なので「同担拒否=リア恋独占欲の痛いおたく」が全てと決して思わないでいただけたらと思います。頑固なくせにメンタル弱め人間の、精一杯の自己防衛なのです。