俳優おたくの掃き溜め

舞台や若手俳優のおたくが好き勝手書くところ

▫️最近ファンサ系舞台多くないか?っていう愚痴▫️


あけましておめでとうございます。
1月だからまだセーフだと信じてます。



いきなりですが最近の舞台、うちわとかキンブレを要するもの多くないですか?気の所為ですか?去年から今年、自分の現場はもちろんお呼ばれで入った現場もほとんどキンブレとかうちわ持って行くやつだったんですけど…。2.5はもちろん、中小規模でもそんなに珍しくなくなりつつある気がします。NARUTOだって最後歌うしね。忍びとは。

別にそういうジャンルを完全否定している訳では無いです。そういう作品も楽しい要素は多々ありますし。でもなんか毎回毎回キンブレ持ってうちわ持って、時には立ち上がって、ファンサ求めて、ファンサ来たら湧いて、ファンサ貰えなかったら凹んで…っていうのをやるのいい加減疲れと飽きを感じつつあります。



まず立ち上がって参加するっていうやつ。
1公演だけとかならいいんですけど、2桁の公演数全通してると足腰バキバキになってきます。貧血持ちでもあるので、後半辺りフラフラしちゃうし。足が短いから普段から現場は(ライブ案件の有無を問わず)ヒール一択なんですが、よっぽど立ち上がってる間はゆるめのウエッジソールに履き替えたいくらいです。荷物増えるので無理ですけど。

だったら座ってれば?って話なんですが、なかなかそれも気まずくないですか…?実際耐えきれなくて何回か座ったこともあるんですけど、なんか周りの視線が痛い。過去に手拍子しないことですら叩かれる現場通ってきたこともあって、気にしてしまうんですよね。最前とかに至っては演者も推しもどうしたお前ってなるしね*1石ころぼうし被りたい。
石ころぼうし - Wikipedia




次にうちわキンブレ作成について。
この辺は結局作る作業嫌いじゃないので楽しいです。ただ何回も作ってると飽きるし(よっ!飽き性!)、ましてや作品違うのに同じイメージカラーだと色合わせのバリエが被る…さらに飽きる…。作業時間もなかなか仕事とか忙しくて捻出出来ず、夜中にいそいそ作ってるとなんか虚しくなる時もあります。誰かとお泊まりとか電話で喋りながら作ってると楽しいんですけどね!



そしてファンサのあれこれ。

根本的に自分はファンサをもぎ取りに行くのが苦手です。ストレート作品とかのカテコで目線くれるとかニコニコしてくれるとかは嬉しいです。ファンサも言うて貰えたら嬉しい。でもあれやってこれやって!って求めるのが苦手なんですよね。推しがファンサ苦手なのわかるから余計に。私もあんまりしゃしゃりたくないし。

そしてこれはyahoo知恵袋に投稿したいくらいの疑問なんですけど、何故若手俳優って認知は干すんですか!?オキラだからですか!?笑。原作厨(未認知)には普通に爆レスだしうちわのリクエストにもバンバン応えるけど、こちら基本ファンサうちわのリクエストは全無視なのでもう通路席の需要皆無です、笑。これがもうオキラで無視されてるんだなっていうのが明確ならOKわかった!こっちも干して他の子に構ってもらいます!もしくはもう行きませんあばよ!ってある意味楽になれるんですけどね。心がバキバキに折れて、推しから目線外して違うとこ観たり、客席でべそべそ泣いたり(厄介)したことが何度もあるんですが、そしたら推しはたぶんすぐ察知(?)して対処(?)してくれます。対処してくれるのはもちろん嬉しいけど、それはそれで厄介だよね本当にごめんなさいって凹むし、逆にもういっそ永久に泣くかキレるかしてたらいいんですか!?嫌ですよね!?私も嫌です!!ってイライラもする、笑。いっそもうきっぱりオキラなので一切合切放置プレイの方が気楽って思えるほどしんどいです。ほんとなんで差別するんだ。嫌いなら嫌いと言ってくれ()

補足すると一応ファンサはしてくれます!でも原作厨にするような誰が見てもお前にやった!みたいな明確なやつはほぼ無いです。いろいろと仕方の無いことではあるとわかりつつ、やっぱり他の同担にするファンサを見てると、わかってても心折れます。



私的に舞台鑑賞って、推しの活躍を見守ったり作品の雰囲気や面白さを一方的に浴びてたいんですよね。それが日々の癒しで活力。推しと作品と私っていう空間があればいいんです(もちろん周囲へのマナーや配慮はする前提で)。そして見た感じたことへのレスポンスは接触なりお手紙で返していきたい。

だけどファンサ系舞台ってそういう訳にはいかないですよね。自分が立ち上がって声援を送って、キンブレうちわでアピールして、周りの同担にやきもきしなきゃいけない。もう体力的にも精神的にもめちゃめちゃ疲れちゃう。推しが頑張る姿を観たら、私も頑張らなきゃ!って思うけど、推しが頑張る姿を観てそういう気持ちになると同時に、頑張る力が削られていく。現場翌日の仕事とかへろへろすぎてやばい。現場期間すら病みまくる。しかもそういう舞台に限ってチケット高いので仕事もフルで入り続けなきゃいけない。


これもたまーにある現場なら全然いいんです。楽しめると思います。でも本当に本当にこういうタイプの現場が多すぎて、私って俳優を応援してるんだよな?って疑問を抱くレベル。アイドルも好きだけど、アイドル応援したいのなら然るべき現場行くわっていう。アイドル現場から芝居というジャンルに流れてきて尚、何故私はアイドル(を演じる人)を応援してるんだろうか?



推しのことは変わらず大好きで、ずっとその活躍を観ていたいです。ひとつひとつ、これかっこよかったよ!とか、ここが面白かったよ!とか伝えていきたい。推しが歌って踊ってるのも好き。一方的に推しが魅せるものを浴びながら、推しが気まぐれにくれた目線やファンサに湧いて、ありがとう嬉しかったって言いたい。そういうのでいいんだけどなぁ。気持ちに身体と精神がついていけない。まじで石ころぼうし誰か発明してほしい。




この現状にこうやってぶちぶち独り言のように文句は言えど、推しのやる事を非難するつもりも、そのようなファンサ系舞台ジャンルを否定するつもりも全くないので悪しからず。ただ私がついていけないだけのお話。需要と供給の不一致っていう。こういう時は一旦休暇を頂戴してもいいのかなぁとか思ってます。予定は未定ですが。


とりあえずただ座って一方的に浴びるだけの現場、早く来ないかなぁ。そしてそろそろこのブームひと段落しないかなぁ。



ましゅまろさんくれたら嬉しいです。貪ります。

*1:前列で通いすぎて推し以外からも認知されているので余計に