読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

俳優おたくの掃き溜め

舞台や若手俳優のおたくが好き勝手書くところ

▫茶の間(在宅)に覚悟しておいて欲しいこと▫

 
 
 
さて今回は「茶の間(在宅)」について、もやっと思っていることを書いていこうと思います。いつも通り好き勝手書きますのでご了承ください。
 
かなり前のエントリーの余談で書いた「茶の間に覚悟してほしいこと」をもう少し掘り下げていきますね。
 
 
 
 
 
まずここでの「茶の間(在宅)」の定義をはっきりしておこうと思います。一体どこまでが茶の間なのか?という線引きは界隈によって様々かと思います。
 
 
なのでここではとりあえず!とりあえずね!「茶の間(在宅)=推しの出演作品があっても全く現場に行かないおたく」という事にして話を進めていきます。1作品に対して1公演でも足を運んでいれば茶の間ではない、と今回このエントリでは【とりあえず】定義付けをします。
 
 
 
 
 
 
しかし推しへの時間やお金の使い方は、前にも述べたとおり人それぞれだと思います。なのでくどいようですが、茶の間が決して絶対悪だとは言いません。ただ現場に行かない(=推しにお金を落とさない)茶の間さんには、これだけは覚悟をしておいて欲しいことがあります。
 
 
 
 
それは
 
推しが突然引退しても
『あの時現場に行ってれば…』とか
ゴチャゴチャ言わないでね
 
ということです。
 
 
 
 
 
俳優は立派な「職業」です。ひとつの世界観の中で1人の人物を演じて、私達に感動を与えて、(いろんな意味で)夢を与えるお仕事です。私達はそんな夢や感動を与えてくれる人に、その対価として「チケット」や「グッズ」を買い、人によっては更に「プレゼント」を+αの対価として支払います。
 
 
決して俳優は「職業」であり「慈善事業」ではないのです。いくら綺麗事を並べたとしても、彼らもお金がなければ食べていけないというのは、間違いのない現実です。
 
 
 
 
 
もうひとつ、彼ら若手俳優を抱えている芸能事務所からの視点です。
 
 
 
芸能事務所にとって若手俳優は「商品」で、私達は「顧客」です。事務所は若手俳優という商品を売って、私達の払うお金で収入を得ています(もちろん他にも収入源はあるけど)。売れる商品はどんどん前に出しますし、逆に売れない商品は持っててもしょうがないのでいずれ手放すことになるかもしれません。
 
 
 
 
突然ですが……携帯アプリなどのゲームで「基本無料」の課金アプリ、みなさんは利用されていますか?最近は課金しなくてもそこそこ楽しめるものもたくさんあります。
 
ただそのコンテンツを無課金でそれなりに楽しめるのは、そのアプリは「広告収入がある」そして「課金勢がいる」から成り立つのです。こちらもゲーム会社は商売ですから、何かしらの利益がないと運営していけません。
 
 
俳優やアイドルで置き換えてみると。
 
 
テレビに出られるような芸能人のほとんどは、その存在が広告塔です。広告塔になるからテレビに呼んでもらえるわけです。○○くんが出てるから観よう!という無課金勢がたくさんいれば視聴率が上がる、話題になる。CMであれば商品が売れる。その対価をテレビ会社やCMを出した会社から収入として得る、という感じ。だから映像系の芸能人は茶の間が多くてもいいんです。メイン収入は「広告収入」なので。
 
 
では舞台に出るような若手俳優はどうでしょうか?視聴率という指標はないので「集客力」が問われます。その集客力の理由が、ファンサでも演技力でもとりあえず何でもいいです。
彼らの場合はその報酬の配当も結構シビア。チケットを予約する際に俳優の名前を指定するような舞台は恐らく「チケットノルマ」があるか、ノルマはなくても確実にそれぞれの俳優の集客力を測っているはずです。
 
たくさんチケットを売れば、たくさんグッズを売ってくれれば、それだけの金額的報酬も得られるはず。それに次の作品も呼んでもらいやすくなるという長期的な報酬も得られるでしょう。課金勢が必死に花を出すのも、オタク同士のマウント合戦的な意味合いもありますが、「こんなでかい花を出せる課金厨がこの俳優にはついてます!だからあなたの所で是非この俳優使ってくれたら金落としますよ!」と関係者などにアピール目的…というおたくも結構いるくらいです。
 
つまり舞台俳優の場合、だいたいが「課金勢がいる」ことで収入を得ることになるのです。
 
 
 
 
では舞台俳優に「無課金勢」が溢れたらどうなるでしょうか?もちろん無課金勢が一定数いる分にはかまわないのでしょうが、課金勢がいなくなって、無課金勢が全てを占めたとしたら?
 
SNS上ではものすごく人気があっても、いざ2.5じゃないストレート舞台や個人イベントに出た時に、全然チケットが売れず来てくれる人がほとんどいなかったら……?
 
集客力がなく収入もない俳優は、最初に述べたとおり食べていけなくなります。食べていけなくなれば、いずれ生活のために俳優とは別の道を選択していくかもしれません。
 
 
彼らは決してファンの声をごはんにしてるのではありません。ちゃんとお芝居をして収入を得てごはんを食べています(バイトしてるよどうせっていうツッコミはちょっとごにょごにょ)
 
 
 
 
経済的な理由でなかなか行けないことだってあります。でも努力すればもしかしたらちょっとだけでも、1公演だけでも観に行けるかもしれないですよね。その努力はしてほしいなぁって思います。
 
それに舞台は絶対映像より生で観た方が面白い!絶対!だから映像だけとか本当にもったいない!
 
 
 
私自身は別に自分が楽しければOKなゲスおたくなので、他人の金落とし状況とか正直どうでもいいです。
 
ただ、たまに見かける俳優の引退発表。今までその俳優のリプやコメントなんて数える程度しかなかったのが、引退発表の途端に一斉に湧いて出てくるおたく、引退にショックを受ける茶の間を見ると、なんだかなぁと思うんです。
 
引退を惜しむリプやコメントの数見ながら思うのです。きっと元々、普段からこれくらいリプやコメントの数が来てたら。会いに来てくれてたら。この俳優はもしかしたら、引退を踏みとどまったかもしれないのにな…って。
 
 
 
さよならなんていつ来るかわからないから。
 
私はもしその時が来ても「やれるだけの事はやった」と満足して、ちゃんと見送ってあげられるように。会える時はちゃんと会いに行こうって思います。