俳優おたくの掃き溜め

舞台や若手俳優のおたくが好き勝手書くところ

▫関係者席に座る諸君に告ぐ▫


かなり前のエントリーが昨日えらいアクセス数になってびっくりしました。忙しくてリアタイで情報を追えてなかったのですが、今やっとその理由を突き止めることが出来ました。


確かに最近はうちわペンラOKの舞台も増えてきましたし、キンプリ?(ごめんなさい専門外でよくわかってない)の応援上映のような適宜歓声OKの映画なんていうのもあります。

少しずつ客席の自由度が増えてきている舞台界隈。でもそれはあくまで公式が「この作品に限り」「許可をしている」だけで、それらがじゃあ他の舞台作品で許される行為かというと、それは違うんじゃないかなーって思います。


何の舞台かは言いませんが、公式が「芝居パートでの歓声はお控えください」とアナウンスしているにも関わらず、普通に芝居パートでキャラが何かする度に客席がギャーギャー歓声をあげてる舞台(のような何か)を以前見た事があり…台詞が聞こえないことも多々……。虫唾が走るくらいには気持ち悪い現場でした。推しがいなくて良かった。




さて!話を本題に戻します!
今回は関係者席に座る人に是非心得ていただきたいことを少しだけ書いていきます。


確かに関係者席って好きで観に来てる人もいれば、仕事の関係上や人間関係上、仕方なく来てる人も多いかと思います。そして関係者席はやはりそこそこ見易い場所に用意されることが多いです。概ね真ん中辺りで、全体を見渡せるけど遠すぎない辺りですね。



まず関係者様へ言いたいのは、あなたが座ってるその座席。あなたが埋めている1つの座席。1枚のチケット。それを喉から手が出るほど欲しがっている人がたくさんいることを肝に銘じてください。

人気公演だとチケットは争奪戦です。たくさんのお金と時間をかけておたく共はその争奪戦を勝ち抜いて、やっと座席を確保するのです。負けてチケットが取れなかったおたくだってたくさんいます。
(正直私自身はチケットは努力で何とかなると思ってるタイプの人間なんでアレなんですが)

関係者席に招待というのはその争奪戦からシードで勝ち上がっている訳です。しかもそこそこいい席に座る理由です。そうすれば関係者席より見づらい席の人や、チケットを当てられなかった人達が関係者席を恨めしく思うのは仕方のないことだと思います。


なのでこれは完全に嫉妬や八つ当たりなんですが、関係者席に座ることで既におたくの反感を買っているかもしれない事を知っていてください。

でも、ただ関係者席に座るだけで叩かれる事は稀なのでご安心くださいね。




問題はここから。



関係者席ってすごい注目されるところなんですよね。


それは先述の妬みという理由もありますし、俳優おたくって関係者席に誰か俳優来てないかなぁって探すくらいには注目しています。注目しているということは、観劇マナーなどは厳しく見られているということです。


注目の的である関係者席で、もしマナー違反をしたら?それはもう格好の餌食となることは明白です。



しかも関係者席にいるということは、誰かしらが招待したからそこにいる訳です。「誰の招待で来たかなんてわかんないだろどうせ」と思ってる人がいたら、おたくなめんなと返したい。開演前や終演後に関係者同士で会話している内容に、ちょろーっと聞き耳を立てれば誰の関係者かなんて容易に特定できます。

そして顔を覚えてしまえば、終演後にキャストが「今日は○○さんが来てくれましたー♡」なんて無邪気に写真をあげてくれれば1発で特定できます。


顔も話している内容も特定出来なくても。マナー違反をした人が座っている座席番号を特定は出来ます。それらを公式に申し伝えたりTwitterで拡散すれば、誰の関係者がそういうことをしたのかは公式の耳に入ることでしょう。招待した本人にもきっと伝わるはず。



まぁいろんな方法で誰の関係者か特定した結果おたく達が思うのは「○○(キャスト)の関係者ってろくでもないね」「ということは○○も、実際ろくでもないのかもしれないよね」って考えに至ることが多いです。ろくでもないのは招待された人間なんですが、結局何故か招待した側の人間も矢面に立たされるのです。








関係者席に座る皆様へ。


あなたは注目されています。
俳優じゃなくても注目されています。
あなたの一挙一動見られています。

そしてあなたは誰かの招待で来ています。
その席に座りたいおたくはたくさんいます。
あなたを恨めしく思っているおたくもいます。
好ましくない行為をした場合
簡単に炎上させられてしまいます。

どうか肝に銘じておいてください。

そして誰の招待で来ているかなんて
おたくは簡単に特定します。
あなたの行為で招待してくれた人の顔に
泥を塗ることになるかもしれません。


どうか肝に銘じておいてください。







念の為言っておきますが。
観劇マナーは関係者にもおたくにも、初めて舞台を観る人にも全通してるおたくにも共通です。

「客席も一緒に舞台を作る」と、いろんな俳優や制作者さんが言っています。舞台は客席の協力がなければ完成しないのです。その「協力」というのが観劇マナーだったり、公式からアナウンスされる事を守るということ。


「知りませんでした」では済まされません。関係者だからといって許される事ももちろんありません。



もう1度言わせてください。
関係者だろうが何だろうが観劇マナーは把握しろ。




郷に入っては!!郷に従え!!!!!











今回の騒動とは少し話が逸れています、ご了承ください。


私は関係者席付近に座りたくない、マナーが悪いから後列座りたくないって常常思っています。

▫「行けないけど応援してます」が非難される理由▫


を、私なりに考えてみようと思います。


まず今回の概要ですが。

ある俳優の舞台出演が決まりました。俳優はブログやTwitter等で出演決定の報告をします。「是非観に来てください!」と言います。

それに対しておたくが「行けないけど応援してます!」とリプライしているのは、まあよく見かけます。そしてたまに演者や制作側の人間が「『行けない』ってリプしないで」と苦言を呈して物議を醸すことがあります。

 
「行けないけど応援してます」
「行けないけど成功を祈ってます」


何故このリプライが非難されるのかを考えていこうというのが概要です。あくまで私なりに。




まず大前提として。現場に行く行かない、現場に行く回数、頻度。これらは十人十色であり、それぞれの尺度や事情があります。
おたく活動に割く時間とお金を、私生活の中でどの程度比重を置くかは、人それぞれでいいと思います。


だから現場に行けないこと自体は、決して絶対悪ではありません。それぞれが無理なく楽しめる範囲で応援すればいいのです。
(ただし違法アップロード動画でしか観てない等はNG)




現場に行けないことは悪いことじゃない。
応援してます!というのももちろん悪いことじゃない。じゃあなんで「行けないけど応援してます」は非難されるのか。



それは【行けない】というのを、演者をはじめ制作側に【伝える】という行為が非難されるのです。




作り手はひとつひとつの作品を魂を込めて作っている(と信じさせてください、笑)
ひとつの作品を作るのには、お話を作って箱を決めてキャスティングをして稽古をして修正してグッズ作って本番があって……
たくさんの人の手で、たくさんの時間をかけて作られていきます。


それはやはり、たくさんの人に観てほしいから。たくさんの人に届けたいから(だと信じさせてください)

満を持して作品の情報が解禁され、発表となりました。それは役者だって制作だって、観てほしいから情報を伝えるのです。

観に来てほしいから伝えたことに対して「行けません!」って言うのって、よくよく考えたらすごくないですか?え、すごくない?



あなたが一生懸命何かを作り上げたとします。作品でも、プロジェクトでも何でもいいです。たくさんの時間をかけて、一生懸命作りました。

それってやっぱりいろんな人に見てほしいとか、たくさんの人に認められたいと思うほど、手を抜かないで作り上げられてくと思います。
そして周りの人は「頑張ってね!」「楽しみにしてます!」と応援してくれて、ますます高まるモチベーション。


じゃあそれが完成して、次は宣伝です。発表の日だったり、お披露目の日を告知します。

そしたら突然今まで応援してくれた人たちが「あ、その日は予定があって」「行けません」って言ってきたら、どうですか?多少なりとも驚いたり傷ついたりしませんか?



もちろん「行けないけど当日頑張ってね」と応援してくれる人もいるかもしれませんが、正直前半の【行けないけど】のインパクトの方が強く感じませんか?






行けない理由は人それぞれです。先述の通り、「現場に行くこと」が自分の生活においてどれだけの優先順位かなんて、人それぞれだからです。



だけどわざわざ「行けない」ということを相手に伝えることの必要性ってなんですか?普通に「応援してます!」と言うだけじゃだめですか?「行けないです」と相手に伝えて、じゃあなんて答えて欲しいですか?ちょっとほんとにわからないので教えてください。


「私が何も言わないで現場に行かなかったら推しが心配しちゃうょぅ…」なんていう花畑思考だとしたら、ちょっと目を覚ませよと言いたいです。経験談ですが9割超の確率で心配なんてしてもらえません、おたくなんてその程度です。




「行けません報告」ほど無意味な上に、推しに残念な思いをさせる言葉はないと思います。


行けないならリプするなとは言いません。ただしっかり言葉は選んで、言われる側も言う側も気持ち良い言葉で応援していけたらいいですね。



追記

ちょっと誤解を招きそうなので追記。
もう1度念を押しますが【行けない】ことは悪いことではないです。現場に行けなければ応援してない!などとは1度も述べていません。

ただ【応援してます】ということを伝えるのに、わざわざ【行けないけど】という修飾語が本当に必要か?ということを述べているだけです。


【応援してます】というのは別に【行けない】という修飾語を添えなくても……むしろ添えない方が、相手にはしっかり伝わるんじゃないかなーと思いますけど、どうですか?





【行けなくてごめんなさい】
この言葉を相手に伝えて、あなたは伝えた相手に何を求めますか?どう思ってほしいですか?許されたい?罪滅ぼし?


罪滅ぼしはどうか自分の心の中でどうぞ。
許されたい?それはあなたがそもそも行かないことを知らせなければ、相手は知らずに済むことでは?


文字で伝えるのは、面と向かって話して伝えるよりずっと難しいです。表情も言葉の抑揚も伝えられないからです。

決してそのつもりはなくても、自分の意図しているものとは違う意味で相手に捉えられてしまわないだろうか?ということはこの案件に限らずSNSをやる上で気をつけていきたいところですね。私も気をつけます。



余談

私は茶の間(在宅)を否定はしませんが、推奨もしません。現場には出来ればたくさん来た方が楽しいと思うし、茶の間にはそれなりの覚悟をしていてほしいと思うことがあります。覚悟って何よって話は、いつかまた機会があれば書きます。


いつも閲覧・スター・ブクマ・読者登録ありがとうございます。これからも好き勝手自分の考えを述べていくので、嗜好に合わなかったらごめんなさい。

▫カノバレで私達が怒ってること▫


若手俳優追っててあるあるなのが

「推しのカノバレ」

推し俳優がTwitterやブログ、目撃情報などで彼女がいることが発覚する事です。



そしてカノバレが発覚すると必ずと言っていいほど発生するおたく同士の抗争(?)が

「彼女いたっていいだろ夢女子きもい」派
                         VS
「カノバレとかほんと無理」派


私は「カノバレとかほんと無理派」です。ショックというより呆れてしまいます。でも無理だと思うのは、前者の言う「彼女いたっていいだろ夢女子きもい派」の考えている理由とは違います。

「彼女いたっていいだろ!」のところは同意してるんだ。彼女がいるいないは大した問題じゃないんだ。推しを恋愛対象には見てない。ただその彼女がいるというのを「中途半端に隠していた」という事が許せないだけなんだ。



例えば。


推し俳優がある日、1人で地方に旅行へ行きました!とブログに写真を載せました。写真には彼1人しか写っていませんでした。
しかし後日目撃情報なり彼女のブログなりで、どうやらそれは一人旅ではなく、彼女との旅行だったという事がバレてしまいました。さあ大変!!!


これ許せないのは「彼女と旅行に行った」という事じゃないんです。人目を気にせず2人旅なんて幸せそうで何よりじゃないか好きにしてくれ。



ただ 許せない!というポイントは


「『 1人で旅行に行った』と嘘をつかれた」


ということなんです、私的には。推し俳優が、ファンに嘘をついた。この事実が許せなくて怒るんです。誰だって嘘をつかれたら腹も立ちます。




「1人で旅行に行った」という嘘も、嘘だとバレなければいいんです。こっちだって顔が整っててそこそこ収入もある俳優には、それ相応の可愛い彼女がいるだろうということくらいわかってます。

だけどその嘘がブログの写真等で簡単にバレてしまうような嘘だから許せないんです。こんな脆い嘘でファンを欺けると思ってるんだなぁって、悲しくなってしまいます。




少し無理矢理な例えかも知れませんが。


○ッキー等の着ぐるみの中には誰かしら中に人が入ってることくらい、大人なら誰だって理解していますよね。それでも私達は大人になったってディズ○ーやサン○オに行けば喜んで抱きついて写真を撮ります。その「キャラクター」と写真を撮っているのです。

しかしこれが着ぐるみの中に千葉県某所在住の、とあるオッサンが入ってると大々的に世間にバレたとして。いままで通り抱きついて写真撮れますか?バレてしまった事実に怒りますよね?中の人や運営はなにやってんだよ!って思いますよね?

もう一度言いますが、キャラクターの着ぐるみの中に誰かしら人が入ってるという「嘘」は誰だってわかりきったことです。だけど私達は中の人が誰かを知らないから、誰もがそのキャラクターの中の人のことを考えずに抱きついて写真を撮れるわけです。



話を俳優関係に戻して考えてみます。

俳優が私達に見せてくれる姿は、着ぐるみのキャラクターと同じようなもの。おたくのほとんどは「俳優としての○○くん」を愛して、応援しています。私達おたくにはその俳優という着ぐるみを纏った○○くんの姿が全てです。

きっと実は彼女くらいいるだろう、プライベートの姿は私達が見てる姿とは多かれ少なかれ違うのだろうという「嘘」はおたくにとってはわかりきったことです。それでも私達に見せてくれる「俳優としての○○くん」という着ぐるみを愛しているんです。


でも「カノバレ」はその「俳優としての○○くん」という着ぐるみの中身を世間に露呈させてしまうのです。


着ぐるみの中身を知ってしまった時、それでも愛せる人もいるかもしれません。でも着ぐるみの中身を知ってしまったら、もう「俳優としての◯◯くん」 としては見ることが出来ない、そうやって見ようと努力しても、結局着ぐるみの中身がチラついていままでのようには愛せなくなってしまう人もいるのです。


あと公にバレて炎上したときに、自分は一緒懸命いままで通りに「俳優としての◯◯くん」を応援しようと思っても。自分が応援している俳優が炎上してるのを見るのは本当に苦しいです。大して俳優のことを知りもしない人達から心ない言葉を向けられる推し俳優。そして時にその心ない言葉は、ファンにだって向けられることもあるんです。



つまり何が言いたいかと言うと…。

彼女がいることが問題じゃないんです。いたっていいと思います。でもそれはやはり「若手俳優」 として仕事をしているのであれば、完璧に隠していてほしいです。簡単にバレてしまうような言動はしてほしくないです。




余談ですが
「アイドルじゃないし俳優なんだから、恋愛なんて自由だろ」 って件について。


今世の中で100%俳優として人気を得ている若手俳優って一体何人いますか?教えてほしいくらいです。確かに演技力だけで仕事を得ている人なら自由かもしれませんね。

でも大多数の若手俳優がイベント等を行い、アイドルと同じように売り出していますよね?それで収入を得ていますよね?100%俳優として人気を得られる程の実力派俳優じゃないなら「アイドルじゃないんだから~」というのは愚問じゃないでしょうか。



おたくは俳優が思う以上に、俳優の変化に敏感です。本当によく見ています。

ひとつの綻びは簡単に自分の身を滅ぼします。

どうかこの記事を読んだ若手俳優様、関係者様、そして若手俳優の彼女様にはどうかその事を肝に銘じていただきたいものです。

▫「我慢してるのに…」はそろそろ降り時▫


ご無沙汰しております。閲覧・スター・ブクマ本当にありがとうございます。


突然ですが推しに対して「私だっていろいろ我慢してるのに!」って思ったことはありませんか?

我慢してる内容は何でもいいです。贅沢を我慢して節約して舞台に通う、貢ぐ。プライベートな時間を削って、職場に土下座で休暇をもぎ取り現場に行く。そこそこガチで推しを追ってる方なら、推しの為に何かを我慢したり犠牲にすることは、よくあることかと思います。


それだけなら個人の自由ですし、それだけ推しが好きだからやれる事ですし、大いに結構なことです。ですがその「我慢してきたこと」の対価を、推しに過剰に求めていませんか?それを苦痛に感じていませんか?

✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼

私はこんなに頑張ってるのに。
いろんなこと我慢してるのに。

「どうしてファンサしてくれないんだ」
「どうして他のファンの方が良対応なんだ」
「どうして演技が下手くそなんだ」
「どうして私の貢ぎを使わないんだ」

✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼

我慢の対価として何を求めるかも、人によって様々かと思います。



では、自分が最初に推しの為に何かを我慢した時の頃を思い出してみてください。

たぶん最初の頃って、その我慢による苦痛は今より少ないか、むしろ我慢すら愛おしいくらいの気持ちではありませんでしたか?推しに対して我慢の対価を求めていましたか?それを苦痛に感じていましたか?



はっきり言って「推しの為に何かを我慢する」なんておたくの勝手で、推しには知ったこっちゃないよ!って話です。誰も何かを我慢してまで応援してくれなんて言ってねーよっていう話です。


そう考えるとこっちが勝手に我慢してることの対価を、推しに求めるのは筋違いなのかなぁって思います。それで思ったようにいかなくて苦しんでも、それは推しのせいではなく自分のせいです。





いやでもねー、わかってはいるんですけどねー。歴が長くなるとそういう感情って生まれてきちゃうんですよねー。




私はずっとそのタイプで、推しの為にいろんなことを我慢してきました。最初はそれでも全く苦痛ではなかったです。現場通うのも高いお貢ぎするのも対価はほとんど求めてなくて、自己満足でやってきました。


だけどいつからかだんだんと、対価を求めていくようになりました。それでもその気持ちすら我慢して我慢して追い続けていました。思った通りにいかなくても、文句ひとつ言わず(多少言ったかもしれないけど)我慢してました。


しかし突然、その我慢の糸がぷっつり切れてしまったんです。そのぷっつり切れてしまったきっかけは正直全然大したことじゃなかったんです。でも今まで我慢して我慢して積もり積もった「私はこんなに我慢してるのにどうして〇〇出来ないんだ!」っていう不満や苦痛が一気にキャリーオーバーしてきたんですね。


残ったのは「今まで我慢してきたことの意味は何だったんだ…」という虚無。今まで自分が犠牲にしてきた事への後悔でした。




おたくと俳優の関係というのは、とても儚くて脆いものです。現実を突きつけるなら、そのほとんどがいつか何らかの形で脆くも崩れ去ってしまうものです。




何かを我慢したり犠牲にしてでも応援する価値のある推しだと思えるなら、それでも自分幸せ!楽しい!って思えるなら、それは是非続けた方がいいと思います。


だけど何かを我慢したり犠牲にしてきたことの対価を求め、それが苦痛に感じた時。それはもしかしたら決別のタイミングなのかもしれません。


もし今あなたが、推しに対して我慢してることや苦痛に思うことがあって。それでも何かを犠牲にしながら頑張って推しを応援してるとしたら。一度よく考えてみてほしいです。本当にそれでいいですか?自分が犠牲にしていることに対して、推しの活躍や言動は見合っていますか?


推しのために我慢したって、楽しくないのに応援したって、結局誰も褒めてくれません。




ちなみに私は結局我慢の糸が切れて降りてしまいました。もっと落ち込んだり生きる意味失うんだろうなぁって思ったら、案外けろっとして生きてます。

今は新しい推しから、たくさんの「楽しい」を提供していただいています。あーもっと早く決断していたら!なんて思いながら。



みんなが推しによって苦しむのではなく、推しによって毎日が楽しくなるようなおたくLIFEが送れたらいいですね。

▫SMAPに思う、光と闇の話▫


SMAPの解散。

明け方たまたま明け方目を覚まして携帯の速報を見た時は、これは夢か?と思いました。今までも解散するかもというゴシップ記事?はたくさんありましたが、今回はどうやら本気のやつの様子。


ジュリーと飯島の派閥争いを、元ジュリー派Gファンとしてはどちらかといえばジュリー派として見ていました。もう何年も前から派閥争いは私達ジャニーズおたく(ジャニヲタとは恐れ多くて名乗れないほど自分カスヲタなんで…)からも目に見えるようなものでしたね。


しかしテレビの中やステージの上で笑顔を見せる彼等には、そのような闇を微塵も感じさせない光がありました。この報道が出てから振り返ってみて「そういえばあの時の発言は…」と思い当たることはあったとしても、報道が無ければあの闇に一体何人の人が気づいたのでしょうか。



今回「SMAP」という国民的トップアイドルだからこそ闇は世間に大々的に報道され、世間を揺るがす大騒動のようになっています。ジャニーズ事務所はブラック!と世間から批判が集まったりしています。



でもきっとたぶん「芸能事務所」ってジャニーズ事務所同様、ブラックな所がほとんどなんじゃないかなぁって個人的には思っています。そしてそのブラックな事務所に所属する人達はその闇を隠して、押し殺して、私達に光を届けてくれているのではないでしょうか。




以前、某俳優が事務所を辞めて芸能界から引退するかもしれない…という話を聞かされました。それは噂のような不確実なものではなく、確かな人脈から聞いた話でした。

その理由の詳細は書けませんが、ざっくり言うと社長の横暴なやり方や主張が理由です。その話を聞いた時、私はどうすればいいのかわかりませんでした。彼を引き留めるべきなのか、それとも引退した方が彼の幸せならば見送ってあげるべきなのか…本当に苦しかったです。




でもその渦中の俳優は決して引退の瀬戸際に立っているとは誰も気づかないくらい、板の上で輝いていました。ファンの人たちも彼が今苦しんでいるとはもちろん気付かず、彼の一挙一動に笑っていました。私にはその光景をまるで夢を見ているような、奇妙な光景に見ていました。


言わなければ…むしろ私が言ったって、彼が今、突然ある日目の前から消えてしまうかもしれないなんて誰も信じてはくれないのでしょう。それくらい板の上にいる彼はほぼいつも通り、笑っていました。輝いていました。本当に、いつも通り。




それでその後結局引退は回避されました。しかし俳優続けていくという選択をした彼は、たくさんの大切なものを犠牲にしました。たくさん傷付き、苦しみ、迷ったあの日々。だけどそんな苦しい決断があったことはファンの誰も知らないまま、闇に葬られていきました。そりゃあ当たり前ですよね。彼自身が隠したのだから。








俳優やアイドルは今日も当たり前に笑って光を放って、私たちに夢や楽しさを与えてくれています。私たちはほとんどの場合、常に彼等の演技や歌やダンスなどの「光」を見ています。光しか見ていません。光がすべてです。



でもその「光」の裏に、どれだけの隠され葬り去られた「闇」があるのでしょうか。彼等が笑顔の裏で噛み殺した涙が、いったいどれだけあるのでしょうか。

SMAPのメンバーも日本の「光」でした。大きな大きな光。そんな大きな光から闇が見えたから、日本中が揺れました。大騒ぎになりました。


でもきっと割とスマに限らず、他のたくさんのアイドルや俳優のすぐ裏手には。光に隠された、私達には存在すら知りえもしない闇があるのかもしれませんね。




結局何が言いたいのかというと。

いつも当たり前のように現場に行けばそこにいるあなたの推し。でもそれは決して「当たり前」じゃないということです。

ある日突然その俳優が辞める!と決断したり、何かしらの事件が起きてしまったら。もう当たり前のようにいたはずの推しは、いなくなっちゃうんですよね。


だから推しが今日も頑張って仕事してくれることを、どうか幸せなことなんだって思っていてほしいです。

そして推しを見て「楽しかった」「幸せだった」「ありがとう」を、是非手紙やアンケートなどで言葉にして返してあげてください。グッズ買ってください。推しが闇を押し殺してでも「この仕事を続ける選択をして良かった」と少しでも思ってもらえるように。





推しが今日も元気でいてくれることに、感謝。

▫観劇マナーの話▫


最近は本当に様々なゲーム・アニメ・漫画作品が舞台化されていますね!別に2.5次元舞台が嫌いという訳では無いのですが、量産されることで稽古期間もまともに組んでもらえず、低クオリティなものを乱発されるのは勘弁してほしいなぁと思ってます。


私も数年前に某原作有の舞台を観に行ったことで舞台俳優界隈のオタクにジョブチェンジしたクチです。それまで舞台というものに足を運んだことはありませんでした。


きっとこの2.5次元舞台乱発時代の今、私と同じく原作絡みで観劇デビューされる方も多いのではないでしょうか?そこで今回はそういう方に知っておいていただきたい観劇マナーについて書いていきたいと思います。






《上演中の私語は小声でもやめてください》

これ結構多いんですよねぇ…。本人達は周りに聞こえないだろうと思って小声で喋っているようですが、どんなウィスパーボイスでもよーく聞こえてますよ!!!ここはお前の家じゃねーんだよ!!!!!

Q:暗転中なら大丈夫だろ
A:駄目です
Q:笑い声や拍手でかき消されてる今ならいいだろ
A:駄目です

上演している間、客席は舞台上と同じ空間・同じ空気感になっています。その空間を間近で体感出来るのが映像作品とは違う、舞台の醍醐味です。暗転している間も拍手や笑いが起きている間も、全て作品の一部です。舞台上から伝わってくる空気感を私語は全てぶち壊してしまいます。

例えば好きなアニメを見ている最中に、ニュース速報(しかもあまり関心のないニュース)のテロップが出たらムカつきませんか?アニメを見ている間は現実を忘れてその世界観に入り込んでるのに、突然テロップによって現実に引き戻されるなんて嫌ですよね。保存用に録画してたらテロップ入るのもっと嫌ですよね。

隣で一緒に観ているお友達にリアルタイムで「今のかっこいいよね♡」なんて報告したいのかもしれませんが、どうか幕が降りるまではぐっと堪えてください。周りの人達はあなたが発信する私語というテロップに欠片の興味もありません。邪魔です。

ちなみに客席からキャストに声をかけるのも私語と同類、むしろ私語よりひどいです。当の本人からしたら「キャストに声かけたら構ってもらっちゃった♡」って思うかもしれませんが、ただの迷惑行為です。
そんな奴には好きなドラマやアニメを観ている時、毎回緊急地震速報(ただし毎回誤報)が流れる呪いがかかればいいんだ…。



《携帯電話の音・バイブ・光》

これもいくら公式がHPや前説等で注意しても無くならない問題ですよね。さすがに音が鳴ることは稀ですが、バイブ音はしょっちゅう観劇中耳にします。これも私語同様、世界観をぶち壊す許されない行為です。

開演するギリギリまで携帯を触ってるから、ついつい電源切るのを忘れてしまうのでしょうか。それとも電源切るのをめんどくさく思うのでしょうか。確かに1人で観に行ってる時は、開演まで手持ち無沙汰だしギリギリまで携帯を触っていたくなる気持ちはわかりますが…その間はフライヤーなどを眺めてみては?

そして地味に気になったりするのが上演中に近くの席の人の鞄から、携帯の光が漏れてること。あれ客席は基本暗いのでめちゃくちゃ目立つし気になる!!!!

マナーモードだけでは不足です。必ず電源からお切りください。

余談ですが女優(アイドル?)を追って舞台を観に来た男性ファンの方って、特に携帯関連のマナーが不徹底なイメージがあります。前に隣の男性客が前から4列目なのに上演中平然と携帯をいじり始めたのには驚きました…。さすがに終演後キレました。





《ぬいぐるみ問題》

少しグレーゾーンに入っていきます。確かにこれはあまり公式からの注意事項には出ていません。じゃあ注意事項に書いてないからいいのでは?と言われると私個人としては、出来ればやめてほしいかなぁ。

そもそも観劇の場にぬいぐるみを持ち込む理由って何でしょうか?これはちょっと私には理解し難い心理なので本当にわかんないのですが…。少なくとも観劇には必要ないものだと個人的に思っています。


隣の人が膝の上にぬいぐるみを乗せて観劇してると…正直ぬいぐるみが視野に入って気になってしまいます。たまにかなり大きいぬいぐるみを持ち込んでる人を見ますが、頼むから近くに来てくれるな!って思います。気になってしまうので。

それにぬいぐるみの中にカメラを仕込んで盗撮、というのは盗撮の常套手段です(J界隈あるある)。なので盗撮目的でなくてもぬいぐるみを持ち込むことで、盗撮してるんじゃないかと周囲から疑いの目を向けられても仕方ないと思います。舞台にまで連れて行ってる大事なぬいぐるみに、そんな疑いの目を向けられるのは嫌ですよね…?

百歩譲ってぬいぐるみを持ち込むのはいいです。でもせめて上演中は、バックの中でお留守番にさせてあげてください。周囲への配慮と、自分と大切なぬいぐるみを守るためにも。




《コスプレ観劇》

これも個人的には勘弁してほしいです…。
オシャレしたい気持ちはわかります!目の前に好きなキャラクターや好きな俳優さんがいるから、出来るだけのオシャレはします!

でもキャラクターのコスプレはオシャレとは違うと思います。そもそも何で観劇でコスプレをするのか理由を聞きたいくらいです。キャストの目に入りたいからですか…?

コスプレという行為は年々認知度も高まり市民権を得てきたとはいえ、まだまだ一般的には奇異なものと見られてしまうのが現状です。好きなキャラクターのコスプレが苦手な人もいます。

そういう人達が仮にコスプレイベントに行ってレイヤーに出くわして「うわ、嫌いなコスプレ見た(怒)」と思うのは自業自得だと思います。でもただ純粋に舞台を観に来ただけで、そんな地雷にぶち当たってしまうのはさすがに可哀想ではないでしょうか。

そしてキャラクターによっては浮いたウィッグや盛り髪ウィッグが目の前の席にいると見づらいです。

コスプレは専用イベント等で。TPOを弁えていただきたいです。





他にも観劇マナーはたくさんあるかと思いますが、個人的に出くわしたり気になったものをいくつか書いてみました。


誰にでも観劇デビューはあります。そして観劇デビューするまでは、観劇マナー等は無知です。でもデビューするに辺り、その界隈のルールやマナーを調べて把握しておく事は出来ます。


「郷に入っては郷に従う」


是非観劇デビュー前にGoogle先生などでマナーを調べて、楽しい観劇ライフを!

私的劇場評価シリーズ3 俳優座劇場



今回は六本木俳優座劇場について勝手に自己解釈で評価していきます。ここはあまりいい思い出がないなぁ…。


〒106-0032 東京都港区六本木4-9-2


◻キャパ・見易さ◻
座席数300席
前5列はフラット、6列以降1列ずつ段差あり

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舞台はある程度高さがあるので、フラット2列目以降でも足元まで演者の姿を見ることが出来ます。ですが高さがある故に1~3列目あたりまでは特に終始舞台を見上げる形になるので首が死にます。楽に観たいのであれば段差がある6列目以降をお勧めします。ただどの席でも見切れないのは魅力です。
★★★☆☆


◻築年数◻
1954年完成
な、なんと2015年時点で築61年!
確かに古さは否めませんが、築年数の割には綺麗なように感じます。あくまで築年数にしては、ですが。内装もレトロな雰囲気を感じます。
★★☆☆☆


◻アクセス◻
最寄り駅は六本木駅です。
【電車でお越しの方】
六本木駅」6出口すぐ
【バスでお越しの方】
渋谷駅から都バスにて、都01(新橋駅前行)、または渋88(新橋駅前行)にご乗車の上、「六本木駅前」停留所下車 徒歩3分

地下鉄が2路線乗り入れし、6番出口の本当に目の前というのは助かります。大江戸線新宿駅にも通じているためアクセスはかなり良いと言えるのではないでしょうか。地下鉄なので天候不順にも強いです。
★★★★★


◻トイレ◻
ごめんなさいあんまり覚えてないですorzまあ築年数相応の設備だったと思ってます。数もそんなに多くなかったはず。ただ築年数の割には綺麗で、清掃が行き届いているので不快感はありません。あとパウダールームは無かったと記憶しています。
(★★☆☆☆)


◻コインロッカー・クローク◻
コインロッカーは無し。コインロッカー最寄りは六本木駅構内になります。改札内外両方あるため便利です。劇場側の専用クロークは無し。ロビーが広めなため、主催側スタッフによるクロークが開設されていることがほとんどです。
★★★★☆


◻ロビーの広さ・明るさ◻
ロビーは広め。終演後ロビー面会がある場合はごった返しになることがあります。一応ベンチもあるのですが、アレンジメント花が多く届いている場合はそのベンチに花を置いていくため、座る場所はあまり期待できませんので、開場待ちは少し辛いかも。照明はやや暗めですが、入口のガラス面積が広いので昼間は自然光がしっかり入ってきます。ただ古いのとロビーが入口よりも階段4-5段ほど地下になっているので、明るい!という印象は受けません。
★★☆☆☆



◻待機列の位置◻
俳優座劇場で開場待ちの列を見た事がなく…すみません。劇場入口と公道の間は幅1.5m程、劇場敷地となっています。ロビーも広く駅も近く、また周囲にマチソワ待ちが出来るお店も多々あることから、あまり開場待ちや終演後に入口付近に人が溢れ返り公道を完全に塞ぐことはありません(たぶん)。
物販は入口入って左側スペースで行われることが多いです。すみませんこちらも物販が強い公演に入ったことがないので情報不足です…。ロビーから劇場に入る階段が左右2ヶ所にあり、物販列が伸びてくると階段を塞ぐ…かもしれません。
(★★★☆☆)



◻座席クオリティ◻
座り心地はかなり良好、前後左右幅もキャパの割に広めの印象です。1つ1つの座席も独立しているので、同列の人が動く振動も伝わりません。お尻にたいへん優しい。
★★★★☆


◻喫煙所の有無◻
劇場内外共に専用の喫煙所はありません。ですが劇場出てすぐの歩道に港区設営の喫煙スペースがあります。仕切りは板のみ、囲われてはいません。そのためそこの周囲はどうしても煙草くさい。ただ外にあることと、喫煙場所が他にもたくさんあることから利用者は少なく、歩道に煙が直ではみ出すことはあまりない印象。劇場入口からも少し離れていること、地下鉄出入口の後ろに喫煙場所があるので煙を回避することは可能です。
★★★★☆


◻音響照明舞台装置◻
これも久しく行ってないので記憶が…というか専門家じゃないからあんまり評価出来ないよ…orz照明でいうと座席の作りとも付随しますが、前列は舞台を見上げる形になるので、舞台の板の上が見えません。なので板の上に綺麗な模様の照明を当てられても見えません。あとプロジェクションマッピングを取り入れた舞台もこの劇場で見たことがあるのですが、あれは機材共々主催側持ち込みなのかな…?
(評価なし)


◻周辺の飲食店◻
六本木交差点すぐそばになりますので、飲食店はたくさんありますので、マチソワ待ちはまず困らないかと思います。少し歩けば六本木ヒルズ東京ミッドタウンもあるので、時間潰しに困ることもないでしょう。居酒屋、喫茶店、ファストフードとお店の種類が豊富なのも魅力的。ファミレス面はやや弱めですが、徒歩1分圏内に大戸屋と、5分圏内にサイゼリヤやガストがあります。
★★★★★



◻花の取り扱い◻
スタンド花は劇場側が受け付けていないため、アレンジメント花のみになります。ただアレンジメント花のサイズ制限はないので、縦横1メートル級のアレンジメントも受け入れてくれます。お花は全てロビーのベンチまたはベンチの前にテーブルを置き、そこに設置してくださいます。明るさがある程度あるロビーなので花の種類は選びません。完全屋内設置なのでお花の寿命も長め。
★★★☆☆


◻総合評価◻
★★★★☆
個人的にはスタンド花が出せないのと前列だと首が死ぬ以外は割と好きです(思い出はあまりよくないけど)。特に舞台を観るという行為だけ切り取れば見切れない・お尻に優しいという点でかなりおすすめです。







最後に…。
同担拒否のエントリが突然爆散されて動揺しています、笑。もう少し詳しく書いたり、その思考に陥った闇深い話も下書きにはたくさん書いてみましたが、どうもしっくり来ないのと身バレがこわいので下書き止まり。またいつかしっくり来る文章になったらこっそり公開しますね。
たくさんのPV・スター本当にありがとうございました。