俳優おたくの掃き溜め

舞台や若手俳優のおたくが好き勝手書くところ

▫SMAPに思う、光と闇の話▫


SMAPの解散。

明け方たまたま明け方目を覚まして携帯の速報を見た時は、これは夢か?と思いました。今までも解散するかもというゴシップ記事?はたくさんありましたが、今回はどうやら本気のやつの様子。


ジュリーと飯島の派閥争いを、元ジュリー派Gファンとしてはどちらかといえばジュリー派として見ていました。もう何年も前から派閥争いは私達ジャニーズおたく(ジャニヲタとは恐れ多くて名乗れないほど自分カスヲタなんで…)からも目に見えるようなものでしたね。


しかしテレビの中やステージの上で笑顔を見せる彼等には、そのような闇を微塵も感じさせない光がありました。この報道が出てから振り返ってみて「そういえばあの時の発言は…」と思い当たることはあったとしても、報道が無ければあの闇に一体何人の人が気づいたのでしょうか。



今回「SMAP」という国民的トップアイドルだからこそ闇は世間に大々的に報道され、世間を揺るがす大騒動のようになっています。ジャニーズ事務所はブラック!と世間から批判が集まったりしています。



でもきっとたぶん「芸能事務所」ってジャニーズ事務所同様、ブラックな所がほとんどなんじゃないかなぁって個人的には思っています。そしてそのブラックな事務所に所属する人達はその闇を隠して、押し殺して、私達に光を届けてくれているのではないでしょうか。




以前、某俳優が事務所を辞めて芸能界から引退するかもしれない…という話を聞かされました。それは噂のような不確実なものではなく、確かな人脈から聞いた話でした。

その理由の詳細は書けませんが、ざっくり言うと社長の横暴なやり方や主張が理由です。その話を聞いた時、私はどうすればいいのかわかりませんでした。彼を引き留めるべきなのか、それとも引退した方が彼の幸せならば見送ってあげるべきなのか…本当に苦しかったです。




でもその渦中の俳優は決して引退の瀬戸際に立っているとは誰も気づかないくらい、板の上で輝いていました。ファンの人たちも彼が今苦しんでいるとはもちろん気付かず、彼の一挙一動に笑っていました。私にはその光景をまるで夢を見ているような、奇妙な光景に見ていました。


言わなければ…むしろ私が言ったって、彼が今、突然ある日目の前から消えてしまうかもしれないなんて誰も信じてはくれないのでしょう。それくらい板の上にいる彼はほぼいつも通り、笑っていました。輝いていました。本当に、いつも通り。




それでその後結局引退は回避されました。しかし俳優続けていくという選択をした彼は、たくさんの大切なものを犠牲にしました。たくさん傷付き、苦しみ、迷ったあの日々。だけどそんな苦しい決断があったことはファンの誰も知らないまま、闇に葬られていきました。そりゃあ当たり前ですよね。彼自身が隠したのだから。








俳優やアイドルは今日も当たり前に笑って光を放って、私たちに夢や楽しさを与えてくれています。私たちはほとんどの場合、常に彼等の演技や歌やダンスなどの「光」を見ています。光しか見ていません。光がすべてです。



でもその「光」の裏に、どれだけの隠され葬り去られた「闇」があるのでしょうか。彼等が笑顔の裏で噛み殺した涙が、いったいどれだけあるのでしょうか。

SMAPのメンバーも日本の「光」でした。大きな大きな光。そんな大きな光から闇が見えたから、日本中が揺れました。大騒ぎになりました。


でもきっと割とスマに限らず、他のたくさんのアイドルや俳優のすぐ裏手には。光に隠された、私達には存在すら知りえもしない闇があるのかもしれませんね。




結局何が言いたいのかというと。

いつも当たり前のように現場に行けばそこにいるあなたの推し。でもそれは決して「当たり前」じゃないということです。

ある日突然その俳優が辞める!と決断したり、何かしらの事件が起きてしまったら。もう当たり前のようにいたはずの推しは、いなくなっちゃうんですよね。


だから推しが今日も頑張って仕事してくれることを、どうか幸せなことなんだって思っていてほしいです。

そして推しを見て「楽しかった」「幸せだった」「ありがとう」を、是非手紙やアンケートなどで言葉にして返してあげてください。グッズ買ってください。推しが闇を押し殺してでも「この仕事を続ける選択をして良かった」と少しでも思ってもらえるように。





推しが今日も元気でいてくれることに、感謝。

▫観劇マナーの話▫


最近は本当に様々なゲーム・アニメ・漫画作品が舞台化されていますね!別に2.5次元舞台が嫌いという訳では無いのですが、量産されることで稽古期間もまともに組んでもらえず、低クオリティなものを乱発されるのは勘弁してほしいなぁと思ってます。


私も数年前に某原作有の舞台を観に行ったことで舞台俳優界隈のオタクにジョブチェンジしたクチです。それまで舞台というものに足を運んだことはありませんでした。


きっとこの2.5次元舞台乱発時代の今、私と同じく原作絡みで観劇デビューされる方も多いのではないでしょうか?そこで今回はそういう方に知っておいていただきたい観劇マナーについて書いていきたいと思います。






《上演中の私語は小声でもやめてください》

これ結構多いんですよねぇ…。本人達は周りに聞こえないだろうと思って小声で喋っているようですが、どんなウィスパーボイスでもよーく聞こえてますよ!!!ここはお前の家じゃねーんだよ!!!!!

Q:暗転中なら大丈夫だろ
A:駄目です
Q:笑い声や拍手でかき消されてる今ならいいだろ
A:駄目です

上演している間、客席は舞台上と同じ空間・同じ空気感になっています。その空間を間近で体感出来るのが映像作品とは違う、舞台の醍醐味です。暗転している間も拍手や笑いが起きている間も、全て作品の一部です。舞台上から伝わってくる空気感を私語は全てぶち壊してしまいます。

例えば好きなアニメを見ている最中に、ニュース速報(しかもあまり関心のないニュース)のテロップが出たらムカつきませんか?アニメを見ている間は現実を忘れてその世界観に入り込んでるのに、突然テロップによって現実に引き戻されるなんて嫌ですよね。保存用に録画してたらテロップ入るのもっと嫌ですよね。

隣で一緒に観ているお友達にリアルタイムで「今のかっこいいよね♡」なんて報告したいのかもしれませんが、どうか幕が降りるまではぐっと堪えてください。周りの人達はあなたが発信する私語というテロップに欠片の興味もありません。邪魔です。

ちなみに客席からキャストに声をかけるのも私語と同類、むしろ私語よりひどいです。当の本人からしたら「キャストに声かけたら構ってもらっちゃった♡」って思うかもしれませんが、ただの迷惑行為です。
そんな奴には好きなドラマやアニメを観ている時、毎回緊急地震速報(ただし毎回誤報)が流れる呪いがかかればいいんだ…。



《携帯電話の音・バイブ・光》

これもいくら公式がHPや前説等で注意しても無くならない問題ですよね。さすがに音が鳴ることは稀ですが、バイブ音はしょっちゅう観劇中耳にします。これも私語同様、世界観をぶち壊す許されない行為です。

開演するギリギリまで携帯を触ってるから、ついつい電源切るのを忘れてしまうのでしょうか。それとも電源切るのをめんどくさく思うのでしょうか。確かに1人で観に行ってる時は、開演まで手持ち無沙汰だしギリギリまで携帯を触っていたくなる気持ちはわかりますが…その間はフライヤーなどを眺めてみては?

そして地味に気になったりするのが上演中に近くの席の人の鞄から、携帯の光が漏れてること。あれ客席は基本暗いのでめちゃくちゃ目立つし気になる!!!!

マナーモードだけでは不足です。必ず電源からお切りください。

余談ですが女優(アイドル?)を追って舞台を観に来た男性ファンの方って、特に携帯関連のマナーが不徹底なイメージがあります。前に隣の男性客が前から4列目なのに上演中平然と携帯をいじり始めたのには驚きました…。さすがに終演後キレました。





《ぬいぐるみ問題》

少しグレーゾーンに入っていきます。確かにこれはあまり公式からの注意事項には出ていません。じゃあ注意事項に書いてないからいいのでは?と言われると私個人としては、出来ればやめてほしいかなぁ。

そもそも観劇の場にぬいぐるみを持ち込む理由って何でしょうか?これはちょっと私には理解し難い心理なので本当にわかんないのですが…。少なくとも観劇には必要ないものだと個人的に思っています。


隣の人が膝の上にぬいぐるみを乗せて観劇してると…正直ぬいぐるみが視野に入って気になってしまいます。たまにかなり大きいぬいぐるみを持ち込んでる人を見ますが、頼むから近くに来てくれるな!って思います。気になってしまうので。

それにぬいぐるみの中にカメラを仕込んで盗撮、というのは盗撮の常套手段です(J界隈あるある)。なので盗撮目的でなくてもぬいぐるみを持ち込むことで、盗撮してるんじゃないかと周囲から疑いの目を向けられても仕方ないと思います。舞台にまで連れて行ってる大事なぬいぐるみに、そんな疑いの目を向けられるのは嫌ですよね…?

百歩譲ってぬいぐるみを持ち込むのはいいです。でもせめて上演中は、バックの中でお留守番にさせてあげてください。周囲への配慮と、自分と大切なぬいぐるみを守るためにも。




《コスプレ観劇》

これも個人的には勘弁してほしいです…。
オシャレしたい気持ちはわかります!目の前に好きなキャラクターや好きな俳優さんがいるから、出来るだけのオシャレはします!

でもキャラクターのコスプレはオシャレとは違うと思います。そもそも何で観劇でコスプレをするのか理由を聞きたいくらいです。キャストの目に入りたいからですか…?

コスプレという行為は年々認知度も高まり市民権を得てきたとはいえ、まだまだ一般的には奇異なものと見られてしまうのが現状です。好きなキャラクターのコスプレが苦手な人もいます。

そういう人達が仮にコスプレイベントに行ってレイヤーに出くわして「うわ、嫌いなコスプレ見た(怒)」と思うのは自業自得だと思います。でもただ純粋に舞台を観に来ただけで、そんな地雷にぶち当たってしまうのはさすがに可哀想ではないでしょうか。

そしてキャラクターによっては浮いたウィッグや盛り髪ウィッグが目の前の席にいると見づらいです。

コスプレは専用イベント等で。TPOを弁えていただきたいです。





他にも観劇マナーはたくさんあるかと思いますが、個人的に出くわしたり気になったものをいくつか書いてみました。


誰にでも観劇デビューはあります。そして観劇デビューするまでは、観劇マナー等は無知です。でもデビューするに辺り、その界隈のルールやマナーを調べて把握しておく事は出来ます。


「郷に入っては郷に従う」


是非観劇デビュー前にGoogle先生などでマナーを調べて、楽しい観劇ライフを!

私的劇場評価シリーズ3 俳優座劇場



今回は六本木俳優座劇場について勝手に自己解釈で評価していきます。ここはあまりいい思い出がないなぁ…。


〒106-0032 東京都港区六本木4-9-2


◻キャパ・見易さ◻
座席数300席
前5列はフラット、6列以降1列ずつ段差あり

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舞台はある程度高さがあるので、フラット2列目以降でも足元まで演者の姿を見ることが出来ます。ですが高さがある故に1~3列目あたりまでは特に終始舞台を見上げる形になるので首が死にます。楽に観たいのであれば段差がある6列目以降をお勧めします。ただどの席でも見切れないのは魅力です。
★★★☆☆


◻築年数◻
1954年完成
な、なんと2015年時点で築61年!
確かに古さは否めませんが、築年数の割には綺麗なように感じます。あくまで築年数にしては、ですが。内装もレトロな雰囲気を感じます。
★★☆☆☆


◻アクセス◻
最寄り駅は六本木駅です。
【電車でお越しの方】
六本木駅」6出口すぐ
【バスでお越しの方】
渋谷駅から都バスにて、都01(新橋駅前行)、または渋88(新橋駅前行)にご乗車の上、「六本木駅前」停留所下車 徒歩3分

地下鉄が2路線乗り入れし、6番出口の本当に目の前というのは助かります。大江戸線新宿駅にも通じているためアクセスはかなり良いと言えるのではないでしょうか。地下鉄なので天候不順にも強いです。
★★★★★


◻トイレ◻
ごめんなさいあんまり覚えてないですorzまあ築年数相応の設備だったと思ってます。数もそんなに多くなかったはず。ただ築年数の割には綺麗で、清掃が行き届いているので不快感はありません。あとパウダールームは無かったと記憶しています。
(★★☆☆☆)


◻コインロッカー・クローク◻
コインロッカーは無し。コインロッカー最寄りは六本木駅構内になります。改札内外両方あるため便利です。劇場側の専用クロークは無し。ロビーが広めなため、主催側スタッフによるクロークが開設されていることがほとんどです。
★★★★☆


◻ロビーの広さ・明るさ◻
ロビーは広め。終演後ロビー面会がある場合はごった返しになることがあります。一応ベンチもあるのですが、アレンジメント花が多く届いている場合はそのベンチに花を置いていくため、座る場所はあまり期待できませんので、開場待ちは少し辛いかも。照明はやや暗めですが、入口のガラス面積が広いので昼間は自然光がしっかり入ってきます。ただ古いのとロビーが入口よりも階段4-5段ほど地下になっているので、明るい!という印象は受けません。
★★☆☆☆



◻待機列の位置◻
俳優座劇場で開場待ちの列を見た事がなく…すみません。劇場入口と公道の間は幅1.5m程、劇場敷地となっています。ロビーも広く駅も近く、また周囲にマチソワ待ちが出来るお店も多々あることから、あまり開場待ちや終演後に入口付近に人が溢れ返り公道を完全に塞ぐことはありません(たぶん)。
物販は入口入って左側スペースで行われることが多いです。すみませんこちらも物販が強い公演に入ったことがないので情報不足です…。ロビーから劇場に入る階段が左右2ヶ所にあり、物販列が伸びてくると階段を塞ぐ…かもしれません。
(★★★☆☆)



◻座席クオリティ◻
座り心地はかなり良好、前後左右幅もキャパの割に広めの印象です。1つ1つの座席も独立しているので、同列の人が動く振動も伝わりません。お尻にたいへん優しい。
★★★★☆


◻喫煙所の有無◻
劇場内外共に専用の喫煙所はありません。ですが劇場出てすぐの歩道に港区設営の喫煙スペースがあります。仕切りは板のみ、囲われてはいません。そのためそこの周囲はどうしても煙草くさい。ただ外にあることと、喫煙場所が他にもたくさんあることから利用者は少なく、歩道に煙が直ではみ出すことはあまりない印象。劇場入口からも少し離れていること、地下鉄出入口の後ろに喫煙場所があるので煙を回避することは可能です。
★★★★☆


◻音響照明舞台装置◻
これも久しく行ってないので記憶が…というか専門家じゃないからあんまり評価出来ないよ…orz照明でいうと座席の作りとも付随しますが、前列は舞台を見上げる形になるので、舞台の板の上が見えません。なので板の上に綺麗な模様の照明を当てられても見えません。あとプロジェクションマッピングを取り入れた舞台もこの劇場で見たことがあるのですが、あれは機材共々主催側持ち込みなのかな…?
(評価なし)


◻周辺の飲食店◻
六本木交差点すぐそばになりますので、飲食店はたくさんありますので、マチソワ待ちはまず困らないかと思います。少し歩けば六本木ヒルズ東京ミッドタウンもあるので、時間潰しに困ることもないでしょう。居酒屋、喫茶店、ファストフードとお店の種類が豊富なのも魅力的。ファミレス面はやや弱めですが、徒歩1分圏内に大戸屋と、5分圏内にサイゼリヤやガストがあります。
★★★★★



◻花の取り扱い◻
スタンド花は劇場側が受け付けていないため、アレンジメント花のみになります。ただアレンジメント花のサイズ制限はないので、縦横1メートル級のアレンジメントも受け入れてくれます。お花は全てロビーのベンチまたはベンチの前にテーブルを置き、そこに設置してくださいます。明るさがある程度あるロビーなので花の種類は選びません。完全屋内設置なのでお花の寿命も長め。
★★★☆☆


◻総合評価◻
★★★★☆
個人的にはスタンド花が出せないのと前列だと首が死ぬ以外は割と好きです(思い出はあまりよくないけど)。特に舞台を観るという行為だけ切り取れば見切れない・お尻に優しいという点でかなりおすすめです。







最後に…。
同担拒否のエントリが突然爆散されて動揺しています、笑。もう少し詳しく書いたり、その思考に陥った闇深い話も下書きにはたくさん書いてみましたが、どうもしっくり来ないのと身バレがこわいので下書き止まり。またいつかしっくり来る文章になったらこっそり公開しますね。
たくさんのPV・スター本当にありがとうございました。

私的劇場評価シリーズ2「新宿シアターサンモール」




はい、自分メモも兼ねての劇場評価シリーズ第2弾。今日は新宿シアターサンモールさんです。個人的に大変大変お世話になってて、たぶん作品数的には1番通ってる劇場です。



新宿シアターサンモール
〒160-0022
新宿区新宿1-19-10 サンモールクレストB1 


◻キャパ・座席の組み方◻
294席

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A~H列までフラット(座席交互なし)、以降1段ずつ段差あり。舞台は高さがありますがB~H列までは役者の足元は見えませんので、役者が舞台上でしゃがんだり寝転がるとほぼ見えません。なのでA列が取れないならいっそI列以降の方が得策で、よく身内と「A列以外はカス席」なんて言っていたものです。
ですがサンモールは何があっても当券で押し込んでくれる信頼感があります、笑。それはH列とI列の間、そして通路にすら補助席を出してくれるからです…!その心意気はありがたい。
★★☆☆☆


◻築年数◻
1989年完成 築26年
かなり昭和のにおいを感じる雰囲気。良く言えばレトロ。古いから仕方ないのかもしれませんが、地下に降りるのにも関わらずエレベーターがありません。車椅子で行かれる方はスタッフが人力で降ろしてくれますが…。
★★☆☆☆


◻アクセス◻
丸の内線新宿御苑前駅2番出口より徒歩3分(公式サイトより)
他にも新宿三丁目駅から徒歩約10分、新宿駅から徒歩約15分程度、いずれも坂道無しで来れます。比較的アクセスは良好です。ただ大通りには面しておらず少し中に入ったところにあるので、初めて行く方にはかなり分かりづらい。少しゆとりを持って来ていただいた方が無難かも。
★★★☆☆



◻トイレ◻
数はあまりない上、洗面台が3つくらいしかないのでそこでも混み合います。また施設が古いのでトイレはハンドル式水洗、洗面台も蛇口式、手を拭くペーパーや温風乾燥機もありません。よほどでなければ事前に別のお店などでお手洗いは済ませた方がいいかも。パウダールームももちろんありません。
★☆☆☆☆



◻ロッカー・クローク◻
コインロッカーはありませんが、クロークは基本的に受け付けてくれるようです。劇場周辺もロッカーは見当たらないので、ロッカーを使う場合は駅ロッカー利用を。
★★★☆☆


◻ロビー◻
このキャパにしては比較的広めのロビーになっています。スタンド花も10台くらい置けます。明るさもまずまず。自販もあり、奥には物販用のカウンターもあります。ですが物販列が伸びてくるとロビーが完全にごった返しになるので、実際の敷地面積より狭く感じます。そして何よりの欠点はロビーにすら携帯電話の電波が届かないこと。劇場内に電波が無いのは割とありますし観劇中に着信が来ても困るのでそれはいいのですが、ロビーすら電波無しは待ち合わせやトレード系物販を素早く交換ツイートに出したい勢、ぼっち観劇にはかなりキツイです。電波がないので星一つ!
★☆☆☆☆



◻待機列の場所◻
開場待ちや当券待ちは、劇場入口へ降りる階段に列を作ります。屋根もあり日にも当たらない、階段幅も広いのでごった返しになることもありません。また階段を降る前にも一応公道ではないスペースがありますので、いちいち道路にはみ出さないでくださーい!なんていう注意を受けずとも待つことができます。ですが周囲は商店街やマンションもありますので、あんまり大騒ぎしないように注意が必要です。
★★★★☆


◻座席間隔、座り心地◻
前後間隔やや狭め、左右も狭いです。そして座り心地ですが、少し固めですがまあそんな腰痛に至るほどではない。ただ困りものなのが座るところと背もたれは座席毎に独立しているのですが、背もたれを固定している骨組み?が列毎に一緒になっているタイプなのです。そのため自分と同ブロック同列の人が咳をしたりお尻の位置を変えるのに座り直したりすると、その振動がダイレクトに同列の人に伝わってきてしまいます。これがものすごく気が散るし、自分もお尻が痛くなっても座り直ししにくく思って動けない→お尻割れちゃう(><)ってなるので嫌です。
★☆☆☆☆



◻喫煙所の有無と場所◻
客側が使える喫煙所は劇場内外共にありません。商店街には喫煙可能な喫茶店等が結構ありますので、そこが最寄りになります。ですが恐らくキャストや関係者用には、劇場内に喫煙可能な場所があるようです。
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↑たぶんこのへんのどこか。
なので劇場に入るとたまに入口で煙草の臭いがします。あんまりいい気はしません。
☆☆☆☆☆



◻周辺の飲食店◻
さすが商店街のはずれにあるだけのことはあり、周辺には飲食店がたくさんあります。ただ最寄りのファミレスは大通りに出て新宿方面に少し歩かなければなりません。商店街には喫茶店こそ複数あれど、あんまり大人数で盛り上がれるような所は少ないです。ぼっち勢や2-3人でのマチソワ待ちはあまり困らない程度には、店の種類も豊富です。ただ喫煙可能な所の方が多いので、煙草が苦手な人は少し場所的に入れる範囲が狭まります。
★★★☆☆


◻花の取り扱い◻
主催側が断らなければ、劇場的にはスタンド花・アレンジメント両方受け付けてくれます。ロビーに入りきらないお花は劇場入口階段を降りた所にあるスペース(外、屋根あり)にも置いてくださいます。ロビーはある程度明るさもあるので、花の種類は選ばず。外置きはどうしても暗めなので、ラメ系等の光り物があるお花の方が映えます。電飾付きも対応可能のようです。アレンジメントは劇場入口入って右手にテーブルが用意され、そこに置かれています。たばこくさいところなのは難点。あんまり枯れてしまうこともないので、ある程度管理はしてもらえてるように感じました。
★★★★☆



総合評価
★☆☆☆☆
正直推しが「サンモールで舞台やります!」と言ったら1、2を争うレベルでテンション下がります😥😥電波なし、見づらい、座席が良くないとほとんど褒めどころがないのが痛いです。でも作品数的には本当にダントツ通ってるんです…いつもお世話になっております…。

私的劇場評価シリーズ1「シアターGロッソ」


身内とはたびたび、好きな劇場・嫌いな劇場談義に花が咲くことがあります。身内それぞれ推しを求めて都内を中心に全国各地を飛んでおり、それぞれの経験に基づいて劇場ランキング作ったら面白くなーい!?…なんてところから始まりました今回のシリーズ。

こちらでは下記の項目に基づき、私の独断と偏見と経験のみで5つ星で評価していきます。思い出補正は一切抜き!ですが言いたいこと言うブログなので…よろしくお願いします。



評価項目
築年数・キャパ・最寄駅・最寄駅からの所要時間・トイレの個室数・パウダールームの有無・傘立て・コインロッカーやクローク・ロビーの広さ明るさ・待機列の位置場所・音響・照明・舞台装置・座席の前後左右間隔・座席の座り心地・喫煙所の有無と場所・周辺の飲食店・花の取り扱い


記念すべき第1弾は!こちら!


シアターGロッソ
東京都文京区後楽1-3-61

◻築年数◻
2009年開館 築6年
座席劇場共にかなり綺麗です。が、築年数を考えるとそうでもないかも…。
★★★★☆

◻キャパ◻
765席
上記の他、最後列の後ろに横1列程度の立見席が出ることがあります。ババア軍団は立見したことないです体力的な意味で無理。

◻アクセス◻
1)JR中央・総武線水道橋駅東口より徒歩2分
2)都営三田線水道橋駅A2出口より徒歩1分
3)東京メトロ丸ノ内・南北線後楽園駅2番出口より徒歩5分

公式から引用。JR水道橋ルートは駅構内を除けば階段なし。後楽園駅ルートは最短ルートに階段あり、階段を回避する場合はドームシティの外側を迂回する必要があるため注意。あと地下鉄は両方地下深めなので、駅ホーム→改札→出口まで3分程度かかります。地下鉄とJRでそれぞれルートがあるのは悪天候などでも安心。
ただ新宿から離れているので、遠方組には少し乗り換えも多く大変かも…?
余談ですがタクシーで行く時は「Gロッソまで」と言ってもまずわかってもらえません。必ず「東京ドームまで」と指定しましょう(経験談)。
★★★★☆



◻トイレ◻
最寄りトイレは劇場入口入って左手奥
女子トイレ個室数は
あまり多くないので開演前は混み合います。他最寄りトイレはこちら

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(雑)
ドームに向かう階段の根元にあるトイレはGロッソが閉まってからも、東京ドームの営業時間に準じているので入れます。でもキチャナイ。
★★☆☆☆



◻ロッカー、クローク◻
こちらも劇場入口左手奥に、かなりたくさんのロッカーが設置されています。平日はまずここで心配なし。他にも施設内随所にあるので、土日よほど混んでなければドームシティ内のどこかしらのロッカーは使えると思います。ですがGロッソ最寄りのロッカーは21時には閉まってしまい取り出せなくなるので、終演後速やかに取りに行きましょう。
クロークなし。
★★★☆☆



◻ロビーの広さ、明るさ◻
ロビーは比較的広いのですが…あれはロビーというべきなのか?周辺施設と共用スペースとなっていますので、とにかく混雑します。土日は特に一般客と共にごった返す魔の境地。明るさは充分あります。
★★☆☆☆



◻待機列の作り方◻
物販がロビーで行われるので一定の人数まではロビー内でラインメイクを行い、それ以上の人は外待ちです。さすがスタッフさんが慣れていますので土日の昼間でも混乱なく捌けている印象です。外待ちも屋根の下には入れるはずです。でも周りの混雑は大変です。
★★★★☆



◻座席配置、椅子クオリティ◻
座席は縦横まっすぐだけど、前列との高さがかなりあるのであまり前の人の頭は気にならない。でもE列辺りまでは上段を見上げる形になるので、演出やセットの作りによっては首が死にます(^q^)そして縦に広い分、後列は視力によっては眼鏡やオペグラ必須です。でも演出をフルに見たいのであれば断然後列がおすすめ。
通路が縦横共に普通の劇場より多いので、客席降りがある舞台だと楽しいです。
左右の座席間隔は普通、前後は少し狭い印象です。座り心地はまずまず良いです。映画館の椅子みたいな感じかもしれません。
★★★☆☆


◻舞台装置、音響、照明◻
さすが特撮仕様だけあり、天井からロープ降り(舞台上+客席L列)や奈落落ちなど特殊な舞台装置があります。舞台の一番下段はA列と同じ高さ、一番上段は後方W~Z辺りと同じ高さになるので、とにかく高さをフルに使った作りになっています。これを活かすか殺すかは演出次第。
音響は特に悪いと感じたことは無いです。照明も同じく可も不可もないかも。
とにかくこの作りはGロッソならではではないでしょうか。
★★★★★



◻喫煙所◻
こちらも劇場入口右手奥に4畳程度、スライドドア付きのスペースがあります。中には専用の清浄機はなく、天井の換気扇のみ。なのでドアを開け閉めする関係もあり、どうしても喫煙所前は煙草の匂いがキツめです。最寄りのトイレならびにロッカーに行くには、どうしてもそこの前を通らなければならないので、苦手な人には少しつらいかもしれません。
★★☆☆☆




◻周辺の飲食店◻
フードコートがすぐ隣にある他、同じ施設内にたくさんの飲食店があります。Gロッソを出て右手に進み道路を渡れば、喫煙可能な店舗(ジョナサン)などもいくつか。普段であればマチソワ間の待ち時間で困ることは無さそうです。しかし東京ドームでジャニーズなど人気アーティストのライブがある日は要注意です。隣接するラクーア諸共、全く休める場所がなくなることもあります。
★★★★★



◻お花の取り扱い◻
基本的にスタンド花は関係者のみ。楽屋花のみ一般受付することがあります。スタンド花を見る限り1週間持たず枯れていっているので、施設側での水やりはしていなさそうです。楽屋花もきっちりサイズ指定してあるかもしれません。
★☆☆☆☆




◻総合判定◻
★★★★☆
観たい舞台がGロッソって言われると、結構テンション上がります(*’ω’*)!!なんといっても新しく綺麗なのが嬉しいです。マチソワ間もまず困らないし。



とまぁこんな感じで、今後自分が行ったことのある劇場を好き勝手評価していこうと思います。苦情は!受けません!

▫花を贈る目的▫

今日は舞台で贈るお花について語っていこうと思います。よくロビーや入口に飾られている綺麗なお花達。しかし見た目は綺麗なお花も、その裏にはおたく同士の維持とプライドと秘めたる想いが込められているのです。綺麗なもんじゃありません。



まず女性の出演者などお花が好きだと公言している方へは、それは当然綺麗なお花を見る事で癒されてほしい、という願いが込められているのでしょう。いつか女性キャストにとびきり可愛いやつを贈ってみたい…。

ですがあんまり若手俳優、というか若い男の子で花の良さがわかる人はいないと思います。花より高いお貢ぎや食べ物の方がよっぽど嬉しいと思います。

なのにおたく達は何故あんなくそ高い花を出すのか。公演期間が終わればゴミと化すものにどうして○万円も賭けているか。おたく金ないのに。



もちろん理由なんて千差万別かと思いますが…。まずは「自己顕示欲の象徴」。応援する俳優へのアピールってやつですね。こんなに高い豪華なお花を出せるくらい好き♡とか。俳優によってはお花の写真をSNSに載せてくれる人もいますから、下手にダサい安っぽい花なんて出した日にはいいさらし者です。あと独占欲強めのおたくになると、一番大きい花を出す事で他のおたくを牽制する効果も期待できるかもしれません。



ただ私の見解は違います。私がお花を出す理由は「テニプリのバレンタイン」と同じです。あれも架空の人物にチョコを送るなんて馬鹿馬鹿しい!と思うかもしれません。単純に架空の人物に恋している故に送っている人もいるかもしれません。

でもあれ、ちょっとした人気投票なんですよ。つまり「許斐や公式に○○くんのファンはこんなチョコ大量に送れるくらい金を落とせる(使える)ことをアピールし、推しキャラの出番を増やす」ことが目的っていうのがあるんですね。当然金持ちのおたくがいるキャラグッズを出せば、その金持ちおたくがグッズを買わない訳がないのですから。(本当に公式に結果が反映されるかは知りませんけど…)


おたくが高い花を贈るのにも、実は同じ理由が込められているのです少なくとも私は。ロビーに飾られた花はもちろん舞台を見に来た関係者の視界に確実に入ってきます。むしろ劇場によっては役者は見に行けないこともありますが、招待などで来た関係者は90%花を視界に入れることになると思います。


○○くんのファンはこんなに大きく高そうな花が贈られている→○○くんのファンはお金持ち(っぽい)→次の舞台で起用したらチケットやグッズがたくさん売れるかも→オファーしよう!


って…なるかもしれないじゃないですか(笑)実際はどうだかわかりませんが、可能性は大いにあると思っています。いや、効果は絶対あります。舞台関係者が役者を起用する要素に、多かれ少なかれ集客力や商品価値は加味されるからです。


そう、お花を出す理由は「俳優の商品価値への付与」なのです。もちろん微々たるものかもしれませんが、推しに貢献できるチャンスなのです。



なので正直推しに「お花ありがとう」って言われたり、推しがその花を気に入ろうが気に入りまいがあんまり興味がありません。写真も撮らなくて結構。その花は今の君じゃなく、未来の君への投資なのだから。その理由も知らなくていいんだよ、えぐすぎるもんね。


純粋に推しに喜んでもらいたくて贈っている方々がもしこれを読んだならすみません。あなたはこれからも純粋な愛を貫いてくださいね。


自己顕示欲もあり、純粋な愛もあり、未来への投資でもあり。どうか舞台を彩る花達に秘められた思いを、決して無駄遣いと馬鹿にせず見守ってくれたらと思います。

▫同担拒否について▫


このブログでは名前を出してないのをいいことに、好き勝手「若手俳優」「俳優厨」について書いてくことにします。

一介のただのオタクの戯言ではありますが、少しでも読んだ人の心に引っかかることが出来たら嬉しいです。



記念すべき最初の記事は「同担拒否」について。
「同担拒否って理解出来ない!」
おうおう、理解してくれなくて結構!拒否って書いてるだろよく漢字を読めそれだけは理解しろ!と言いたいのです、私は。


まず「同担拒否するおたく=独占欲爆発の痛いおたく」と思われる事について。納得いかん。同担拒否にだってそれぞれ理由があるんです。決して独占欲の塊とか夢見るリア恋勢だけじゃないことをご理解いただきたいのです。もちろんリア恋勢というのも理由のひとつではありますが。


例えば推しが髪を切りましたと。私はそれを見て「え、全っ然似合わない」と感じました。きっと同担のお友達もそう思ってるだろうとTwitterを開いたら、TLは同担達の大絶賛の嵐。そんな中に「き、切る前の方が良かったな…私的には…」って言いにくくないですか?


「同じ対象」を好きなもの同士でも、決して「同じ観点」じゃないと思うんです。その人の顔が好きな人もいれば、演技が好きな人もいるのです。解釈の仕方も違います。知識の差もあるでしょう。熱量の違いもあります。



同じ対象を見てきているからこそ、それぞれがその対象に対して持つ「こだわり」があります。その譲れないこだわりが同担Aと同担Bで全く違うとしたら、その2人は仲良くなる必要があるんでしょうか?と言いたいのです。自分のこだわりは否定されたくないし、自分も相手のこだわりを否定するのは気が引けて、結局疲れてしまうんです。


たまに「同担拒否しません!(独占欲が強い人、同担拒否以外)」っていう人を見かけますが、それって結局同担拒否じゃね?って思います。自分とスタンスの違う同担は無理なんでしょ?こっちも自分とスタンスの違う同担が無理だから拒否してるんですよろしくお願いします。


その点、他担同士のお付き合いは気楽に思います。他担同士で繋がる時はほとんど「応援のスタンスが似てる」場合が多いんです。お金や時間の使い方、出待ちをするかしないか等。それに自担に対するこだわりも、他担に否定されても痛くも痒くもない。だって相手は自担のことを自分よりわかっていないのですから無理に合わせる必要もないんです。




この手のタイプの同担拒否の厄介な所は、同担の存在自体は全然OKなんですよ。増えろ増えろ推しを人気にするために!って思ってます。

なのでリア恋的同担拒否は「同担の存在拒否」なのに対して、このタイプは「同担と関わることを拒否」してるんですよ。だから同担を堂々と叩いたり拒否したりできないんです、同担増やしたいから。「怖いおたくがいるからあの俳優のファンやめる」なんてことになったら大変です。


なので現場で同担に声をかけられると本当に困ってしまいます。個人的には新規さんもあまり関わりたくないので余計に。ああ、透明人間になりたい…お願いだから私のことはほっといてください…。





加筆Φ三Φ(ˇωˇ  」∠)_

じゃあ全ての同担を拒否するかというと決してそういう訳ではありません。こんなこだわりの強いくそ頑固な私にも同担のお友達は何人かいます。仲良くしていただき本当にありがたいです。

何故仲良く出来るかというと、先述のとおり応援スタンスがかなり似ているという要因が全てだと思います。自分を偽ることなくお話しが出来るので、同担に感じるような苦痛もありません。逆に言えば他担で応援スタンスが違えば、もちろん相容れることは、まずないでしょう。まあ仲良くなる機会もきっとなかろうかとは思いますが。


つまりおたく同士が仲良くなることについて「同担か否か」というところより「同じ応援スタンスか否か」の方が重要な気がしてなりません。だけどそんな事をいちいちプロフィール欄に書くのも面倒だし、いざ仲良くなってから応援スタンスが違ってモヤモヤするのも嫌だから、全部まとめて「同担拒否」と名乗っているだけなんです。(私自身は名乗ってないですけど)



なので「同担拒否=リア恋独占欲の痛いおたく」が全てと決して思わないでいただけたらと思います。頑固なくせにメンタル弱め人間の、精一杯の自己防衛なのです。